つまづかないその人も
きっといろいろな苦労をしているに違いないのだけど
それを乗り越えて達成していく能力が
また妬ましいんだよね
一方で
皮肉でもなく
つまづいてダメダメな自分が
ときどきえらくいとおしく思うこともあるのは
不思議というか
自己防衛なのだろうか
つまづかないその人の人生を妬んで
その人の足りないものを探したりして
最悪な心の持ち方
いつからこんな風にひねくれたのだろう
持っている幸せを見失うよ
つまづかない人の人生を少し離れて眺めていて
つまづきっぱなしの自分の人生を悔やんでいたら
持っている幸せさえも見失うよ
突破口が見出せない!
いつも同じことの繰り返し。
たまには向こうから来てくれてもいいじゃない!
のけぞるような楽しい思いをしてみたい。
好きにならない気がしているのに
好きになりたいから
好きだと思い込んでいる。
思い込んでいるからドキドキして
好きになった気持ちをためて
勝手に落ち込んだりして。
気持ち悪いな。自分。
考えても仕方ないことってたくさんある。
想像ばかりをふくらませても
ちっともよくないことはたくさんある。
でも自分は頭でっかちで
想像ばかり
妄想ばかり
考えてばかり。
時間がもったいないよ。
こうしてこうなっちゃったんじゃないか。
悩んでいるのは
諦めきれないから
なりたい自分を
諦めきれないから
それは向上心かなと思いつつ
嫉妬や妬みだったりもする。
醜いというより
つまらない。
自分。
思いやりの心や他者の理解のために必要な能力の一つが「想像力」
想像をやめて理解を拒否した瞬間から二人の間には断絶が存在する
どうしてその人の人生が私を落ち込ませるんだろう。
人と比べることがつまらないということ
わかっているのに。
ずっと上ではなくて
手が届きそうで届かない場所を行くその人の人生が
私に勇気を与えるのではなく
劣等感だけを与えるのはなぜだろう。