誰もが永遠を確信できない
誰もが確信をもてない
時がたち
年を重ねると
ただ、ただ、
この世界の不安定さを知るだけだ
人を責めることはシンプルで、
自分を責めることは複雑だ。
90%の相手の非を責めるより
10%の自分の非を見つめなおす。
そんなことを
いつから意識せずに
しているのだろう。
私はまだ語るだけのものを持っていない。
誰かに聞いた話
本で読んだ理屈
映画で見た幻想
それらの中で、生きている気がする。
NYで大変なことがおきた。
飛行機がビルに突撃した。
映像を見て、呆然とした。
今、自分は何を見ているのか、
実感がわかない。
まるで、映画を見ているようだ、と誰か言い出しそうだ。
信じられない。
私の思考領域を完全に飛び出した。
自分であれる場所と
自分を見失う場所がある
自分であれる場所を増やすと
自分は輝きを増し
自分としての成長をする
自分を見失う場所にあると
自分は自分でなくなっていき
自分を否定し、失う
人は自分であれる場所を求めている
自分が自分であれるように
自分を保つために
自分であれる場所を多く持っている人は
幸せだ
自分であれる場所を多く持っている人には
なろうと思えばなれる
あの人はときどき酷い。
自分の為に人を切り離す。
でも、私も同じことをしているかもしれない。
目をそむけていた現実に
目を向ける瞬間
自分らしさを失う
決して
自分には
自信がもてないとすら
思ってしまう
好きな人からお守りをもらって、
突然夜部屋で泣き出したことがあった。
自分のつらい話を黙って聞いてくれた人に対して
感謝の気持ちでいっぱいになって、
突然昼間のファミレスで泣き出したことがあった。
人が自分のことを考えてくれることが
こんなにも嬉しいことだと気がついた瞬間。
言葉にならない。
自分のことばかりなんて
周りの人に失礼だ。
幸せの定義は
幸せであることに気づくことだと
ずっと思っている。
青い鳥は家の中に、自分の近くに
いると
思っている。
今でもその思いに疑いはなくて、
気持ちの切り替えに
発想の転換に躍起になっている。
そんなことを
ちょっとばかじゃないかと
自分で思うこともある。
変わりたいと思うから
変われるんだ。
変わりたい、
変わりたい、
の呪文。
自然と壁を乗り越えられたら
なんて
調子のいいことを付け加える。
自分に足りないものが見えた。
信念。
自分はこれが正しいという強い思い。
こんなに心配性で
気持ちは磨り減りっぱなしで
自分がなくなってしまうんじゃないかと
さえ思う。
考え出したら止まらなくなった。
思い出したら止まらなくなった。
こんなときはさっさと寝たほうがいい。
幸いもう寝る時間だ。
空想好きには困った。
だからいつもどこかでおかしくなる
今のままじゃいけないと思っている。
変わりたいと思っている。
でも、変わりたい自分さえみつけられない。
「好きだ」という言葉は
なんて無限の意味をもっているのだろう。
シンプルすぎて
かわいくて
イトオシクテ
怖い。
とっても純粋な気持ちだと思う。
とっても純粋な気持ちだと、
口にするのは恥ずかしいけど
そう思っている。
だから、甘い考えかもしれないけど、
お願い。汚さないで。
自分の過ちに苦しめられている。
早く傷が癒えないかと時間を頼りにしてきたが、
問題と向き会わないものだからなにも変わらない。
ただ時間が流れ出し、
自分はそのままの自分のままであり、
置いていかれる恐怖感とも戦うことになる。
また自分の夢の中で終わった。
なぜ自分が笑ったのかよくわからなかった。
いや、笑った後に泣いた。
ときどき自分の年齢というものに追い詰められる。
多分、誰にでも経験がある強迫観念。
5年後に笑っていられたらいいよね、と思いつづけて
5年なんてあっという間だった。
漫然と生きる恐ろしさを知った。
毎日毎日気持ちはリセットが必要かもしれない。
今日がスタートという気持ち。
誰かとつながっていないと崩れ落ちそうな瞬間なのに
なぜ今日はこんなにも寂しいのだろう。
わたしが望んでいることは何なのか。
誰かを憎んでいるわけではない。
誰かを傷つけたいわけではない。
ただ、自らが不幸なヒロインになり、
集めたいのかもしれない。同情を。
つらかった思い出を反復し、復唱し、
再び追い詰められる。