お盆は町の人が少なくなるから
寂しくて苦手です。
風邪をひいて一日寝いていた。
なにもなかった一日がやけに悔しくて。
悔しくて、悔しくて、
風邪なんかひくもんじゃないと強く思う。
あせくささがうれしいこちもある。
すくってみたら驚くほど柔らかくて
すむ世界が違うということを改めて認識した。
マクドナルドで隣に座った女の子が家出少女だった。
一緒にいた男の子に「家に帰っていない」と言っていた。
家出がはやっていると少し前から耳にしていたが、
いざ当人を目にすると疑問がわく。
これはたくましさなのか、
これは自立なのか、
はたまた究極の甘えなのか。
パラサイトなわたしにはよくわからない。
ぼくの気持ちをあなたはわかったような気になっている。
本当はちがう。
本当はちがう。
ぼくの言葉が足りないのかもしれない。
ぼくは強くない。
でも、悲しくない。
自分を好き、という感情をとても大切にしているから。
追いつめられた人間ほど相手の気持ちがわからなくなる。
わたしを傷つけたあの言葉は
わたしをなぐさめようとかけた言葉かもしれない。
忙しくて、つい出てしまった言葉かもしれない。
大きく息を吸って5秒ほど止めてみたら涙がおちた。
ひとをいう前に自分に余裕を。
そして、余裕がないのはわたしだけじゃない。
時間は絶対戻らないから
今この瞬間がとてつもなく大切だったり
いとおしかったりするのだけど、
反面絶望的な気持ちになるときもある。
でも、共感は偶然ではないと思うな。
共感ってのは「おまけ」。
わたしは自分の表現したいことをまず表現したいだけ。
それが共感してもらえたら嬉しいという、共感は「おまけ」なの。
かっこよく生きようなんていうのは
かっこ悪い。
かっこよさ、というのはついてくるもの。
がんばって生きてきたら
それがかっこいい。
同情は本当の糧にならない。
同情されても何も変わらない。
スタートは
いつどんな時だって
今のこの瞬間。
拒まれるのが怖い。