Digital Graphic Diary




『子どもの絵:うちの甥っ子』

 >>>   -- 02/06/26-21:11..No.[38]  
    うちの甥っ子(3歳)の絵です。

先日、会社の人からイラストレーター秋山孝さんの著書「キャラクター・コミュニケーション入門」(角川書店)を借りました。その中で、秋山さんは何度か子供の描く絵について触れています。

--(引用)
子供はいろんな絵を描きますが、たいていそこで描かれているものの大きさはバラバラです。(中略)子供の感情の基準はそのものがどれだけ心を強く打ったかであって、それがコミュニケーションのテーマにもなっているのだと思います。
--

これを読んで改めて子供たちの描く絵を見ると、「子供って素直だなぁ」とつくづく思います。自分にもこんだけストレートな時代があったのだろうかと。

うちの甥っ子の絵は、これ以前の絵に比べて、眉毛があること、手足とほっぺがあることが進化(変化?)でした。恐らく、彼にとっては胴体よりも眉毛、手足、ほっぺがより重要なのだと思います。重要だからこそ、先に描くことに気付いたのだと思います。「コミュニケーションのテーマ」と言ってしまうとここでは難しい話になってしまいますが、彼の感情や感動が言葉を介さず、絵によってストレートに表現された結果がこれなのだと。

そして自分の表現が、いつの間にかこんなに余計な思考を介するようになってしまったことを残念に思います。





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