Digital Graphic Diary




『恐山旅行をする人へ』

 >>>   -- 02/07/25-23:50..No.[45]  
    恐山に行ったことがある会社の人と話していて気付いたのですが、恐山は天気が悪く、人気(ひとけ)が無い時期に行った方が「それらしい」風景が観られるようです。

硫黄ガスがたちこめる荒涼とした砂利丘の上に、何本もの風車がカラカラと音をたてて回る。うっすら霧がかかり、空には厚い雲。人気(ひとけ)はなく、周囲を見まわしても目が合うのはお地蔵さまだけ。そして、時折吹く強い風に小さく首をすくめる…。これが私がイメージしていた恐山。

しかし実際に私が見た恐山は、明るい日差しの下、参拝客が絶えることなく続き、門前ではなぜか吉幾三のCDが売られている。30度を超える暑さに「霊場アイス」はバカ売れ。境内に腰掛けたおばあちゃん達は並んでアイスをほおばる。微笑ましいじゃないですか!そこに、私がイメージしていた恐山はほとんどありませんでした。

そんなわけで、前者のような恐山を見たい人は、お祭りの時期ははずしたほうがよさそうです。しかし、一応イタコさんの口寄せは「夏詣で」と「秋詣で」の時期だけ。なにかしらの方法で他の場所で口寄せしてもらうことはできそうですが、やはり恐山のテントが一番それらしい雰囲気ではあります。

…恐山のイメージを優先するか、口寄せを選ぶか、迷うところかもしれません。


ちなみに一泊5,000円で泊まれます。温泉もあるようです。
私は実際泊まってないので泊まり心地はわかりません。
また、10月31日から5月中旬頃までは雪のため閉山されます。






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