Digital Graphic Diary




『はじめての、そして多分最後のsee off。』

 >>>   -- 03/09/11-23:29..No.[138]  
    KUROSAWA映画を観に行ったり、キッツに一緒に写真を撮りに行ったりしてくれたカミーロが今日、バンクーバーを発ちました。そして、前から絶対行こうと思ってた彼の see off (見送り)を空港でしてきました。

バンクーバー生活は半年以上になるのですが、私にとってこれは初めての see off でした。どんな気持ちになるんだろうって・・・やっぱり悲しいのかな、って・・・行きたいけれど妙に不安だった see off。別れの後はやっぱり寂しかったけれど、空港での最後の時間を共有するというのは特別なイベントなんだと、強く思いました。

今まで先にバンクーバーを離れた友達には、「今日で会うのが最後かな。元気でね」って最後に会った時に言ったり、気が付いたら帰国してたり・・・とかだったのですが、 see off の場合、出会いと別れの象徴のような空港で当人がバンクーバーを離れる最後の瞬間まで見届けるので、断然その瞬間に感じる想いや交わした言葉の重みが違うように感じます。

ところで、カミーロ見送りにきたのは私を含めて4人の日本人だったのです。これ、冷静に考えると本当に面白い。以前からカミーロの周りは日本人が多そうだなぁとは思ってたのですが、それでも見送りに日本人だけしかこないとは思わなかった。ラテンアメリカの人たちは日本人以上に固まりやすい印象があるだけに、余計にカミーロって特殊だったんだと今更ながらに思います。

カミーロと話すようになったのは、本当にこのたった2ヶ月だけでしたが、バンクーバーで会った人たちの中で一番話や考えが合う子でした。この短い間に彼とシェアしたいろんな意見や考えは、すべて私にとって大切な思い出と財産になりました。


次に会えるのはいつだろう。
それまでも、そのあともずっと元気でね。カミーロ。





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