Digital Graphic Diary




『ウェディング・・・』

 >>>   -- 03/08/26-18:38..No.[132]  
    一気に4つほど日記をアップいたします。いやぁ、ため過ぎました。すんません。日記の日付と内容が合わなくなるので、日付書いておきます。

さて、以前からここにちらちらと書いていた、(ホームステイ時代の)ホスト・ペアレンツのウエディングが8月2日(土)、最高のお天気の中Burnabyの教会で行われました。C.K.と電車、バスを乗り継ぎ、式が始まる40分前以上には教会に到着。勝手がわからない私たちは教会の入り口でひたすらウロウロ(笑)。次第に人が集まりだし、ホストマザーのかわいい甥っ子(12歳くらい?)に手を引かれて席に座りました。

14時に予定通り式が開始。静かな音楽と共に、ヴァージンロードにホストマザーの妹さんやお友達が登場した後、続いて白いウエディングドレス姿のホストマザーが登場。とても神聖な瞬間です。ぱちぱち写真を撮っていたわけですが、そんなカメラを持つ手もしびれていました。・・・感動していたのです。式で一体どんなことが行われていたのか私にはわかりませんでしたが、徐々に今度は自分自身、全身がしびれていくのが感じられて、本気で本気で自分が感動しているのがわかりました。C.K.も隣で「泣きそうよ。」と言っていたのですが、その同じ瞬間、既に私も半泣きでした。お互い、言葉にするのはそんなに簡単ではない何かを感じ取ったのだと思います。

式の後は二人のお家へ移動。夕方からのパーティーまで、夫婦や家族は撮影大会で、そのほかの人たちはバックヤードでのんびりしていました。お天気もカラッと晴れているのに極度に暑くもなく、家族や友達が静かに語り交わすpeacefulな光景です。そして、夕方からはさらに場所を移してパーティー!これは、日本でいう披露宴みたいなものでしょうか?でも、こちらは手作りのシンプルでもっとあたたかい感じの素敵なパーティーでした。ホストマザーはもともとワイン作りが趣味だったのですが、ウエディング用のワインとワインラベルをつくり、各参加者にプレゼントしてくれました。赤と白のペアで、C.K.は赤、わたしは白をもらったのですが、二人で「これは飲めないよね。」と言い合ってました。パーティーの最後はひたすら踊りたい人が踊りまわっていたのですが、本当に明るくて楽しい人たちばかりだったのが印象的です。

ところで、パーティーの席を離れるとき、ホストマザーのお母さんがC.K.と私を「I love you」と言って強く抱きしめながらキスをしてくれました。その瞬間、心の奥底からなんとも言えないじわっとした感動が沸いてきて、心の中全体が急に熱くなるのを感じました。「LOVE」の意味を、強く感じ取った瞬間でした。・・・で、あの、いまさらこんなこと言うのもなんですが、「LOVE」って本当に男女の愛だけじゃないですね。家族愛や、親子愛や、友達との愛。恋人からだけじゃなくて、誰かから愛されることって、感動的なことなんだと。だから、自分が愛されるだけじゃなくて、誰かを愛することってそれ自体シンプルかもしれないけど素晴らしいことだって。このウエディングは、そんなわけでまさに「Full of LOVE」なものでした。すごく・・・ありがたい経験をさせてもらいました。


ちょっと時間が経ってから書いてしまったので、当時書きたかったことまで全部表現しきれなかった気がしますが、とてもとても素敵なウエディングでした。二人の幸せを祈りつつ、私がここにいられたことも、神様に感謝します。





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