Digital Graphic Diary




『ロシア語とかについての話』

 >>>   -- 03/07/12-16:11..No.[124]  
    学校でロシア語を話すエストニア出身の友達ができたことは先日書きましたが、HTMLやJavaScript、PHPなどを教えている先生もグルジア共和国の出身で、ロシア語を話せます。そしてさらに、先日ニックから聞いて知ったのですが、ポーランド出身のアガタさんという女性もロシア語を話せることがわかりました。ロシア語って日本だとマイナーなイメージがありますが、この小さな(しかも日本人ばかりの)学校で3人もロシア語スピーカーを見つけ、やや驚いています。

さて、そのアガタさんとはAdvanced JavaScriptの授業で隣同士に座っているので、早速今日ロシア語の話をしてみました。「ズドラースト・ビーチェ(こんにちは)」と言ったところ、「カク・チビャ・ザブート?(名前は?)」と聞き返され、とても簡単なロシア語なのにも関わらず、質問がわからなくて「パードン?」(笑)。「What's your name?」と英語にしてくれたので、きちんと「ミニャ・ザブート・セツコ(私の名前はせつこです)」とは答えました。

アガタさんにどうしてロシア語を話せるんですか?と聞いたところ、彼女が子供のころ、彼女の国では小学校からロシア語の教育があったそうなのです。だから私みたいに半端な(笑)知識ではなく、きちんと会話ができるレベルだそうです。

私がロシア語で難しいと思ったところは、英語と違って動詞だけでなく、形容詞も語尾変化をする点です。しかも動詞の語尾変化は英語のように2種類(1、3人称と2人称)ではなく、主語(I,You,He/She,We,They)によって全部変わり、形容詞は続く名詞の性(男性・女性・中性)によってさらに語尾変化(たしか。)。ぎゃーって感じです。それをアガタさんに話したところ、ポーランド語も同じ(多分語尾変化のこと)だそうで、だから彼女にとってロシア語はそんなに複雑ではないそうです。

アガタさんが言ってたことで面白いなぁと思ったのは、ラテン語はヨーロッパの多くの言葉の元になっているから、ラテン語を勉強すれば色んな言葉がわかりやすくなるということ。ちょっと調べたら、ラテン語ってフランス語、イタリア語、スペイン語の元になってる言語なんですってね。多分、ラテン語そのものとしては今日使うことはないんでしょうけど、そこから派生した言語のベースとして学ぶには面白いんだろうなぁって思いました。

英語もまともにできないのにお恥ずかしいですが、こんな風にファースト・ランゲージが英語以外の人たちと話をすることで触発されて、他の言語にも関心を持つってのは素晴らしいことだと思います。今、ESLのクラスにメキシカンの学生が多いので、ときどきスペイン語のフレーズを教えてもらいます。それを覚えて他のスパニッシュ・スピーカーに話したときの反応が楽しくてたまらないからです(笑)。また、大学時代に使ってたテキストさえあれば、ちょっとロシア語勉強しなおしたい感じです。


※写真はESLの友達ホルフェ(from Mexico)と一緒に「not so different」とか言いながら撮った写真。





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