Digital Graphic Diary




『英語力について』

 >>>   -- 03/04/07-05:31..No.[108]  
    ステイ先の近所のバス停に立つ桜の木です。
毎朝、淡い桜色と凛とした立ち姿に目を奪われます。
こちらの桜はもう葉っぱが混じり始めています。

早いもので、バンクーバーに来てから既に1ヶ月と1週間ほど経ちました。ここ最近の悩みは、なかなか伸びない英語力です。努力不足も自覚しているので「なんでやねん」とは思わないのですが、それでも「1ヶ月でペラペラ」という自分の妄想と現実は、かなりかけ離れてました(笑)。

全般的にpoorなことを前提に話をすると、文法とwritingはまぁまぁです。既に化石のような高校時代の記憶をたぐれば文法は理解できないことないし、writingは嫌いじゃないので下手なりに積極的に取り組むことができます。…readingは好きじゃありませんが、こちらの生活で必要不可欠なときは時間がかかっても読もうとするので、それなりにできます。

問題はlisteningとspeaking。「ペラペラ」のための2大要素です。listeningは、ハッキリ言って学校の授業くらいしか理解できません。もちろん学校の先生は英語のできない生徒を相手にしているわけですから、ゆっくりハッキリとした発音で話しかけてくれるわけです。一歩学校の外を出ると、もう「I don't know what you mean???」状態(笑)。また、ホストファミリーも私と話すときはゆっくりハッキリ話してくれますが、家族同士の会話は早くてほとんど聞き取れません。speakingはlistening以上にpoorで、「I'd like to...(〜したい)」「Can I ...(〜していいですか?)」と簡単なWH疑問文くらいしか話せません。ルームメイトのカミーロは「ペラペラ」なのでその差は歴然としています。そして、いまだに外で買い物や食事の際に英語で困ることが多々あります。

以前、留学の体験談で「2年も3年もこちらにいるのに全然話ができない学生がいて驚いた…」という記事を読んだことがありますが、それはまんざらあり得ないことじゃないと実感しています。特にバンクーバーは日本人が大変多く、私自身もプライベートな時間を日本人だけと過ごすことも多いです。そうなると当然英語を使う機会が減るので、せっかく英語の国にいるというのに身につく英語力も身につかないわけです。

自分を英語環境に追い込むことが今の私の課題のように思います。おしゃべりな私にとって、話ができないというのは大変なストレスなのです(笑)。TOEICのスコアも大切ですが、ほんと早く「ペラペラ」になりたいです。


ところで余談ですが、カナダは言わずとしれたフランス語も公用語にしている国です。物を買うと必ず英語とフランス語の両方の表記があります。時々、注意深く読んでいて意味がわからないと思ったらフランス語だった…というシチュエーションが多々あります。先日買った携帯電話も、なぜか表示のデフォルトがフランス語になっていて、偉く混乱いたしました(笑)。英語だけでなく、多少なりともフランス語に興味がある人だったらカナダはいい機会を与えてくれる国だと思います。






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