Digital Graphic Diary




『恋愛映画、恋愛ドラマに思うこと。』

 >>>   -- 04/10/04-22:43..No.[189]  
    週末、テレビで「タイタニック」を観ました。
この映画を観るのは二度目か三度目ですが、今回はなぜかやたらキスシーンにジーンときました。(以下、ネタバレありなのでご注意。)

ヒロインのローズがジャックを追って救命ボートから降りてしまうシーン、そしてその後「ローズのばか!ローズのばか!」と言いながらジャックとローズがキスをするシーンにやたらジーンときてしまったのです。前回見たときはジャックとローズの恋愛物語より、船長や船の設計者、ローズの母などの登場人物それぞれの生き方について感じるものがあったように思うのですが。

こういう瞬間、自分自身の価値観の変化を感じます。

もともと恋愛映画はあまり観てきませんでした。男女の愛より家族愛、恋愛は人生の一部として描く、もう少し引いた視点での人間ドラマが好きだからです。「愛してる、愛してる」と映画の中で連呼されると「そうですか」、とどこか冷めた目で見てしまうし、「愛の力」なんて言われるとそれこそ「うっそーん」なのです。

それはそのまま自分の恋愛観を映しているようなものなのですが、いつの間にか私も愛に目覚めてしまったんですかねぇ(笑)。かの韓国ドラマ「冬のソナタ」で純愛ブームが起きたと言われていますが、私もその波に遅まきながら飲まれようとしているのではないかと思ってしまいました。

言うなれば、それはすごくシンプルで純粋な感情です。人を好きになって、その人のことを想って、時には自分勝手かもしれないけれど、一緒にいたいと強く思う気持ち。・・・価値観はそれぞれですが、恋愛が人間の人生で重要な一コンテンツであることは間違いありません。だからこそ、誰かのまっすぐな気持ちを見たとき、素直に感動したりするのです。

なんだか、ひねくれ者だった自分がちょっと洗われたような、そんな気持ちでした(笑)。






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