Digital Graphic Diary




『セーラ・マリ・カミングスさんの講演会に行ってきました。』

 >>>   -- 04/01/20-23:25..No.[162]  
    セーラ・マリ・カミングスさんの講演会に行ってきました。

まるで鈴の鳴るような声で、とても真剣に話しながらもときどきキャッと愛くるしい笑顔を見せるその人間的な、そして女性的な魅力にすっかりまいってしまいました。雑誌でインタビュー記事を拝見したときは、美人で気が強くて、怖い雰囲気の女性を想像していたのですが、見事に裏切られました。とっても、とっても素敵な女性でした。

セーラさんは、日経ウーマン主催の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2002」大賞を受賞された方です。アメリカ出身で、長野の小布施町で造り酒屋を再建したり、その他さまざまな町おこし事業にも貢献されています。そのバイタリティ、行動力、迫力あふれる活躍の数々は多くのメディアにも取り上げられ、本も出ているのでご存知の方も多いでしょう。

講演はまるで言葉の宝箱のようでした。ドキッとするような言葉や、じーんとくる言葉、戒められるような言葉、かわいい言葉、日本人でも知らない人が多いような難しい言葉。ちょこちょこ書き留めましたが、抑えきれないほどの内側から湧き上がってくる情熱のようなものが舞台からよく伝わってきました。

彼女が繰り返し言っていたことは、行動することの大切さ。多くの人は失敗を恐れるために行動を控え、成功もしない。困難に直面すれば難しく考えてしまい、さらに物事を難しくしてしまう。そんなときは、できることから少しずつ、少しずつでもやっていくことが大切だと。

できることを精一杯やる。
成せば成る。
どこからでもいいからまず動く。
周囲に反対されたら、なぜダメなのか追及し、打開策、解決方法を探る。

そして、「一期一会」。
人とのつながりはとても大切なもので、それを大切にすれば新たな出会いや可能性がさらに湧いてくる。

言葉だけ並べると伝わりにくいかもしれませんが、セーラさんはこれをすべて実行してきて、さらに実際に活動を広げている人なので、とても説得力がありました。とても勇気付けられました。

多くの人が、心の中に「やりたいこと」や「失敗を恐れてしないこと」を抱えていると思います。仕事でも、プライベートでも。セーラさんの言葉はまるでその奥に閉めてあるドアをノックするようでした。また、「行動しない自分」をさらけ出されたような、そんなちょっと恥ずかしい気持ちにもなりました。

こんな素敵な女性が日本に興味を持ち、日本で活躍してくれるなんて有難いことですね!私たち日本人自身も、負けないように何かを実現するための行動をいま始めるべきだと思います!


※写真はいただいたサインです。「縁走」と書いていただきました。
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