Digital Graphic Diary




『外国人の日本語スピーチ発表会』

 >>>   -- 04/01/18-20:42..No.[160]  
    外国人の日本語スピーチ発表会なるものに行ってきました。日本で日本語を勉強されている外国人の方が、日本での生活で感じたこと、考えたことなどを日本語でスピーチしてくれました。面白い話を2つご紹介。

中国の男性の「日本の家が小さい」という話について。体のサイズは中国人と同じぐらいなのに家が小さすぎて、初めて並んだ家を見たとき、まるで小人の国に来たガリバーのような気分だったとのこと。友達のワンルームマンションで料理をしたら、あまりの狭さに悪戦苦闘し、「このキッチンは使うものではなくて飾り物に違いない」と思ったとのことです(笑)。日本の(特に東京の)家の狭さは有名ですが、改めてこんな表現で聞かされると「狭いところ住んでるんだなぁ〜」って実感いたします。

キューバの男性のスピーチ。キューバではなんと、日本のドラマ「おしん」がはやったそうです。アジアではやったのは聞いたことありますが、キューバでも放送されて、しかも人気を得ていたとは!彼いわく、あのドラマを見てキューバの人々は「日本人はおしんのように苦労して頑張って、今の経済的な地位を築いた」と考えたそうです。そして生まれた言葉が「カミナコモおしん」。「おしんのように歩け!」という意味だとか。人気のサルサグループが歌で歌ったそうです。「カミナコモおしん!」って(笑)。(そして彼は「おしん歩き」も披露してくれました・・・。)

日本に住む外国の方から聞く日本の話って面白いと思いました。皆さん口をそろえておっしゃってたのが「来る前と来た後で、イメージと違った部分があった」ということ。そう言われると、逆に他の国で日本がどういうイメージを持たれているのかより興味がわきます。私は留学中に「日本人は皆金持ちだ」と言われましたが、そうじゃなくて、多くの人が中流階級で、他の国ほど極端な金持ちは逆にいないだけだと思います。彼も日本に来たらきっと「イメージと違った」とか「家が狭い」とか言いそうだわ。

機会があればまたこんな会に参加したいと思います。






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