Digital Graphic Diary




『英語のお話。(TOEIC編)』

 >>>   -- 03/12/20-00:05..No.[154]  
    カナダ留学中も一度このトピックで日記を書きましたが、今回は帰国後の視点と言うことで。

先日、帰国の一ヵ月後に日本で受けたTOEICのスコアが届きました。結果は6月にカナダで受けたオフィシャルとまったく同じスコア。嬉しいような、悲しいような、とっても微妙な気持ち。

・・・と言いますのも、カナダに留学中、TOEICについてはある噂が実しやかに流れていたのです。それは「カナダと日本、韓国のTOEICは違うもの」という噂。特に韓国の友達が言っていたのですが、「カナダのTOEICは簡単なので、スコアが高く出る。韓国ではカナダで取得したスコアは評価されない。」だとか。

TOEICは世界中で実施されている世界共通のテストと言われているし、問題文、ディレクション(説明)もすべて英語なので、「うっそぉ〜ん」と思っていましたが、確かに疑わしい点もあったのです。

まずは自分のスコア。3月に受けたESLでの模擬試験で予想以上に高いスコアが出た(笑)こと。

本来は喜ぶところなんですが、その半年前に日本で受けたオフィシャルテストからえらく上がっていたので、逆に「本当に正しいスコアなのかな?」と思ってしまったわけです。それは模擬試験だっ
たのですが、6月に受けたオフィシャルではそれよりさらに高い数字が出たので、「カナダでのスコア」として認識するには疑いはありませんでした。

もう一つが地位の低さ。TOEFLがきちんとした限定された場所で試験が行われるのに対し、TOEICは普通にESL内で毎月のように行われてました。受験経験のある方はわかると思いますが、日本でのTOEIC受験会場は結構厳しい雰囲気です。携帯の電源が切れていることを、試験官が実物を見て確認するくらいです。一方、ESLでの受験はきちんと専用の部屋で試験官がついて行われるものの、壁が薄いので(笑)周囲の教室や廊下で騒ぐ生徒の声はうるさい、うるさい(笑)。日本に比べてカナダでTOEICの地位が低いと感じても仕方ない状況でした。

そんなわけで、私も「カナダのTOIECは日本より簡単かも」と思っていたのです。それは折角カナダで取得したスコアが日本では通用しないかもしれない、という悲しい疑惑でもありました。なので、帰国後に日本でTOEICを受験するというのは、怖いことでもありました。だって、極端に落ちてたら多少の覚悟はあってもやはりショックなので。

それが今回の結果で、「同じだよ〜ん」ということだったのです。

まずは「カナダも日本も同じだった!」ということで嬉しく、一方で「6月から伸びてない!」というガッカリ感もちょびっと。でも、やっぱり嬉しいかも・・・。これで次に目指したいスコアがハッキリもしました。

初めてTOEICを受けたときに比べてスコアが上がった背景ですが、カナダで勉強した成果だけでなく、「試験への慣れ」も大きい気がします。初めてのときはほとんど勉強せず素で行ったものだから、問題と回答法を理解すること自体に手間取ったりと、変な労力の無駄がありました。今回はオフィシャルとしては3回目の受験でしたし、それ以外にもESLで数回模擬試験を受けていたので、テストにはもう慣れた感じがいたします。つまり本当にその中身、問題自体との真剣勝負に挑める状態になったわけです。

英語に対する評価はTOEICだけじゃないし、スコアが高くても仕事で使えないのじゃ意味がないでしょうから、TOEICに固執することなく、これからも英語力全体がが伸ばせればいいなぁと思っています。





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