Digital Graphic Diary




『C.K.という「ともだち」。』

 >>>   -- 03/10/24-16:44..No.[145]  
    あんどうは帰国準備をようやく始めました。今日はお土産を買ってきました。まだ全部じゃないですけど・・・。大変な荷物で途方にくれそうです。荷造りまだ全然してないし!!

さて、この日記にも何度か登場しているタイの友達、C.K.とガスタウンに買い物に行ってきました。数日前突如彼女がメッセンジャーで「ガスタウンに買い物に行こう」と誘ってくれたので、「何を買うんだろう??」と思いつつ、お昼に以前、お互い通っていたESLの前で待ち合わせ。

ガスタウンはダウンタウンの北にある、バンクーバーで確か一番古いエリアで、趣のある建物が並んでいるところです。でも通りにあるのはおみやげ物屋ばかりなんですが。

で、そのお土産物屋を端からハシゴ。私は自分のお土産を物色し、C.K.はなにやらキーホルダーなどを見ている様子。数件目でC.K.に「ねぇ、一緒に探して」と言われ「何を買うんだろう??」と思っていたところ、「二人でわけられるもの」とのこと。・・・あ。わかった。そう、C.K.がサンクスギビング・デイの日、こんなことを言っていたのです。

「何か一つなんだけど、二人でわけられるものを二人で買いたい」。

そのときはぼんやり「なんだか素敵なことを言ってるなぁ」くらいにしか思ってなかったのですが、C.K.は早速(彼女はいつも私の数倍行動力を見せる・・・!)その買い物をしようと思ったわけです。そして今度は二人でその「何か」を探し始めました。

ですが、お土産物屋なのであまりピンと来るものが見つけられず、半ば諦め始めたところで入った最後の方のお店で妙なキーホルダーを発見。バンクーバーなのにロシアのマトリョーシカ風の人形がついたキーホルダー。二人でかわいいねぇかわいいねぇと言った結果、二人で分けられないけれど、おそろいのものを持つということで「これにしようか」と決定。手作りらしく、微妙に全部違う顔なのでお互い相手のを選んで買いました。

そして学校のラウンジに行ってお互いにお互いの人形にメッセージを書きっこ。小さい人形なので最初は名前と日付だけ書いたのですが、C.K.がハートを背負っているような落書きをしたので私が「See you again!」と書き加えたところ、今度はC.K.がさらに「I'm waiting...」とつけ加えてくれました。私が「See you again」と書いたので「I'm waiting...」にしたそうです。忘れないでね、とも書いてくれました。

なんだかこんなさり気ないやりとりに私はすっかりC.K.という人柄に感動してしまって、こんなにストレートに人の気持ちに入ってくる人にはなかなか出会えないだろうさえと思いました。「友達」って言葉は「friend」だと素直に言えるのですが、日本語の「ともだち」だと何となく照れくさい感じがいたします。でも、今日、C.K.は私の「ともだち」なんだな、って思いました。嬉しかったのです。

C.K.はワーキングビザを持っていて、もしかするとカナダにしばらくいるかも知れないのですが、来春に帰国(タイ)する可能性もあるとか。

必ず会いに行きたい大切な「ともだち」の一人です。





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