「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」7回目

   

先日、母の知り合いの方で低出生体重児・早産児として生まれた70代の方の話を、母経由で聞くことができました。

体重の単位が「匁(もんめ)」だった時代のサバイバーです。体重は(話を聞いた母の記憶があいまいで)わかりませんが、2か月ほどの早産。当時は保育器がないため、真綿にくるまれ、病院の陽の当たる暖かい場所で看護されたそうです。その後、生まれが原因と思われる不調は特になく元気に育ち、現在に至るとのことでした。

また、私の知り合いのご家族で、恐らく50代後半か60代の方が1,000g台半ばでお生まれになったそうです。当時、医師からは生きられないかもしれないと言われたそうですが、現在も元気に過ごされているそうです。

体の強さというのは個人差があるとはいえ、とても勇気づけられる話です。

今回の記事でも少し触れますが、低出生体重児の予後というのはまだそれほどデータが揃っていないそうです。特に超低出生体重児については、救命率が上がってきたのが近年になってからであるという背景もあるのでしょう。

これについて、ぜひ先輩たちのデータの研究が進んでくれたらと思っていますし、今後のヨーちゃんの成長のデータが役に立つ機会があれば、とも思っています。



さて、娘ヨーちゃんの通院、未熟児フォローアップおよび小児内分泌のご報告です。これまでの通院の模様は以下の通りです。

今回は修正6か月、月齢9か月での受診です。

通院も、毎月かつ7回目ともなると準備も病院でのふるまいもだいぶ慣れてきました。しかし、離乳食が始まって朝が慌ただしくなったのに加え、この日は午後に私自身の別の診察が入っていたために大忙しでした。

私の受診は3か月ほど前から決まっていたこともあり、夫が休みを取ってくれ、受診終了後にヨーちゃんを迎えに来てもらいました。私の通院はこれからしばらく続くので、ぼちぼち平日のヨーちゃんの一時預け先を考えなくてはならなそうです。

7回目のフローは「計測」→「採血」→「フォローアップ外来」→「内分泌」でした。計測と採血については特筆すべきことがないため、省略します。



未熟児フォローアップ外来7回目

いつものようにおむつ一枚で聴診器をあてていただいたり、股関節を見ていただいたりしました。特に問題はありませんでした。

計測の結果を成長曲線で見たところ、成長も順調です。体重は本来の月齢(9か月)ですでに-2SDを切っていますし、身長はまだ-3SD近くですが、これは前回より差を縮めています。

ちなみに、-2SDというのが標準偏差で全体の5%くらいの数値だそうです。満期で生まれた赤ちゃんがこれを下回ると、要治療というレベルだそうです。もちろん、ヨーちゃんは超低出生体重児なのでしばらく-2SDを下回っていたのですが、本来の月齢でこれを超えていくのが課題になっています。

フォローアップの先生は、体格は遺伝の要因が大きいといつもおっしゃっています。わが家は夫の背が低めなので、ヨーちゃんがあまり大きくならないのは想定内になりそうです。

薬は、ビタミンDのアルファロールをサプリメントとして飲み続けてきましたが、あと一か月でおしまいにしましょうということになりました。これで未熟児フォローアップでの服薬が卒業になります。

発達ですが、鏡に興味を示すか(これは前回も聞かれたような…)、と近くのものに手を伸ばすか、と言う質問がありました。どちらも問題ありません。診察台にぬいぐるみがあったので、ヨーちゃんに近づけて「がしっ」と掴むのを見ていただきました。ヨーちゃんの雄姿に私が思わずドヤ顔です。

ぬいぐるみを掴んでくれたヨーちゃんを見て、母が思わずドヤ顔。
ぬいぐるみを掴んでくれたヨーちゃんを見て、母が思わずドヤ顔。

ただ、寝返りはまだです。周囲のお母さんと話していると、修正の同月齢で寝返りしない赤ちゃんはそこそこいるのですが、先生曰く、ハイハイを飛ばして立つ赤ちゃんはいても、寝返りをしない赤ちゃんは少ないとのこと。あと1か月から1か月半くらいの間に寝返りしないと、運動面での発達が心配されるとのことでした。ちょっと焦りました……。

最後に、いくつか相談をさせていただきました。

腎臓疾患の懸念

前々回の診察時、超低出生体重児は腎臓疾患になりやすいという話がありました。これについて、離乳食やこれからの食事に関して、親として塩分量に注意をする必要があるかをうかがいました。

これについては、大人になってから症状が出てくる可能性があるのであって、子どものうちはそれほど気にしなくてもよいとのことでした。先生曰く、例えば大人になって専業主婦になり、自主的に検診を受けないような状態になると症状(高血圧やたんぱく尿など)に気づかないことがあるので、その点に気を付けてほしいとのことでした。

なお、この腎臓の話はここ数年の間に出てきた話だそうです。そもそもまだ超低出生体重児のフォローがそれほどできていないようで、十分なデータが揃っていないのが現状のようです。

ほっぺたの湿疹

ヨーちゃん、離乳食を始めてからほっぺたに少しブツブツが出てきました。恐らく拭ききれなかった食べ物によるかぶれかと思います。念のため先生に診ていただいたところ、「全然きれいな方ですよ!」とのことで安心しました。

基本的にはきれいにして、保湿に気を付ければいいそうです。もしかぶれがジュクジュクして治らないような状態にまでなったら、皮膚科に診てもらってくださいとのことでした。

保育園に預けることについて

保育園や幼稚園……就学前をどうしようか問題」の記事で書いたように、ヨーちゃんの集団生活を考えています。修正1歳、月齢1歳3か月、MRワクチンなどが終わってから保育園に入れることについて、気を付けることがあるかをうかがいました。

基本的には他の子どもたちと同じだそうです。以前にも書きましたが、超低出生体重児でも0歳児から集団生活に入る子はいるそうですし、病気をもらって呼ばれるといったようなことと、その対応の内容に特別なことはないそうです。

確かに、ヨーちゃんに医療的な懸念はないですし、生まれを引きずって集団生活に二の足を踏む必要はなさそうでした。

……フォローアップ受診は以上です。経過が順調なため、次回は2か月後になりました。

そして、診察後はシナジス注射。いよいよ最後のシナジスです。シナジスは体重で投与液量が変わるらしく、成長に伴って2本打つ子もいます。しかしヨーちゃんは小さめ赤ちゃんなので、とうとう最後まで1本ですみました。

痛みが少なくすんでよかったし、健康保険への負担も少なめにすんだと思います。(シナジスは超高額らしいですが、ヨーちゃんは低出生体重児だったために1シーズンだけ保険適用いただいています。ありがとうございます……。)



小児科内分泌7回目

先天性甲状腺機能低下症の診察です。血液検査の結果が出たところで、呼ばれました。

前回からこの日の受診まで、薬(チラーヂン)の量を半分にしてきました。それを受けての血液検査の結果は……問題なし。TSH、FT4、FT3すべて問題ありませんでした。

TSH(甲状腺刺激ホルモン)は若干高めになっていましたが、大人の基準で高めと判定されたようで、5未満なので問題ないとのこと。

この結果を受けて、いよいよ断薬することになりました。「甲状腺機能低下症の卒業!」とはまだ言い切れないと思いますが、限りなくゴールが近づいてきたように思います。

次回のフォローアップ外来が2か月後になりましたが、内分泌もそれに合わせて2か月後に予約し、断薬後のホルモン値をみていただきます。

今後はしばらく、食欲がない、便通が悪い、いつも眠たそう……といった症状がないかを家で注意しながら、過ごしたいと思います。



まとめ

フォローアップでは、成長は順調でした。薬も、サプリメントとして飲んでいたアルファロールをあと一か月飲んだらおしまいです。ただ、運動面の発達で「寝返りがまだ」という懸念が残りました。

内分泌では、減薬してもホルモン値に問題はなく、いよいよ薬(チラーヂン)を止めてみることになりました。

どちらも概ね経過が良好なため、次回の受診は2か月後になりました。月齢11か月で、ヨーちゃんのお誕生日近くです。1歳のお誕生日前にフォローアップは受診間隔を空けることができ、内分泌は断薬に挑戦できるまでになりました。

少しずつでも、ヨーちゃんが通院する日が減っていくのが嬉しいです。

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