NICU/GCU用フォトプロップス作りました(無料ダウンロード)

NICU/GCU用フォトプロップス作りました(無料ダウンロード)

NICU/GCU入院中、フォトプロップスを作って娘ヨーちゃんの記念写真を撮っていました。

もともと赤ちゃんが生まれたらフォトプロップスを使おうと思っていました。しかし思いがけず早産となり、NICU入院ならではのものが欲しくなったので、自作いたしました。

自作のNICU/GUC用フォトプロップス
自作のNICU/GUC用フォトプロップス

手書きのシンプルなものですが、市販のフォトプロップスにはないコピーで作っています。PDFにしましたので、ご興味のある方はぜひご利用ください。

なお、NICU/GCU内への持ち込み物に制限がある場合がありますので、その点については病院のルールに従っていただければと思います。

ダウンロード

使い方

  • PDFをダウンロード
  • 厚紙もしくはコピー用紙に印刷
  • コピー用紙に印刷した場合は厚紙に貼る
  • カッターで切り抜く
  • 裏面に取っ手をつける
  • 記念日に赤ちゃんと一緒にパチリ
ヨーちゃん40週記念
ヨーちゃん40週記念

Tips

  • 余白にはぜひ日付をご記入ください
  • モノクロ版は切り抜く際は、吹き出しの外枠から少し余白をとって切ると見やすいものに仕上がります
  • 私は取っ手部分はストローにマスキングテープを巻いたものを使いました。割りばし、細身の筆記用具も使えると思います。

★ご利用に特に条件はありませんが、もし使われたらコメントいただけると嬉しいです!

NICU/GCUでの母子の愛着形成

NICU/GCUでの母子の愛着形成

私はNICU通院時代、あえてネットの情報を避けていました。「切迫早産体験:私と娘の傷病名・症状・状態」にも書きましたが、精神的に不安定な時期に、不必要にネガティブな情報を目にしないためでした。

しかし、退院の目途がついてきた時期から徐々にネット検索をするようになり、退院後の現在は、NICU/GCU通いをした他のお母さんの体験談や意見のやり取りなどを時々読んでいます。

そんな中で、赤ちゃんの面会に来てほしいというNICU/GCU看護師さんからのプレッシャーが辛い、というお母さんの意見をいくつか見ました。

また、「今更ですが……NICU卒業生の母としてのTVドラマ「コウノドリ」(2015年)の感想」で書いたTVドラマ「コウノドリ」でも、障害を持った赤ちゃんの両親が面会に来ないエピソードがありました。母乳は届けるため病院までは行くものの、赤ちゃんに会おうとしないため、医師が毎回面会を促していました。



他の病院がどのような方針なのかわかりませんが、私たちがお世話になったNICU/GCUでは、面会をそれほど強く求められることがなかったように思います。

産後すぐ、どれくらいの頻度で面会すべきかを聞いてみたところ、それぞれの事情次第なので人によって違う、という話でした。つまり、事情があれば強く言われないのだと思いました。

ただ、やはり事情によっては病院側も強く言うことがあるらしく、面会に来ない親に対して怒っている看護師さんの声を聞いたり、親の都合で面会に来なくなる人の話を耳にしたりすることもありました。(もちろんプライバシーに配慮された範囲で漏れ聞いた話です。)

振り返ると、NICU/GCUの面会は、他の入院の面会とは意味が違いました。子どものためと通いつつも、実は親子関係のためでもありました。

切迫早産、かつ帝王切開で子どもを産み、しかもその赤ちゃんが保育器に入っていて母子分離状態になり、私はとても戸惑いました。出産した実感が乏しく、突然目の前に現れたわが子に、すぐに素直な愛情がわかないのです。

これは私個人が感じたことでしたが、多くのお母さんが同じ気持ちになると後から看護師さんから聞きました。そのため病院では、愛着形成を図るため、さまざまなケアを通じて親子関係の構築を手伝ってくれるのです。

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→「NICU通いの一日とNICUでのケア体験内容

私は退院直後、自分の体のために何度か面会を休んだのですが、たった一日でも元の夫婦二人の生活を送っていると、「妊娠・出産なんてまるで無かった」ことのように思え、ゾッとしたのを覚えています。

もし、何かの事情で行けない日が続き、この「ゾッとした」感情を忘れたら、私も病院から足が遠のいていた可能性があります。そう考えると、面会の動機は愛情だけではなく、子どもへの愛着がわかない危機感みたいなものがあったと思います。

結果的に、私は病院の支援もあり、愛着形成がうまくいったケースになりました。



自分の子どもがかわいいのは本能だと思っていましたが、接触を通じて生まれた愛着もあります。文字にすると当たり前のことですが、実体験を経てそのように強く思います。

冒頭の看護師さんのプレッシャーが辛いという話ですが、来られない事情の内容や看護師さんとの相性などいろいろな要因があるかと思います。

開放型保育器
開放型保育器

しかし、自分の愛着形成の経験をふまえても、面会は病院や看護師さんたちのために行くわけではないと思います。ですので、子どもへの愛着が芽生えるのであれば、周囲は気にせず自分のペースで面会すればよいかと思いました。面会に行けなくても、退院後に挽回できる人もいるでしょうし。

子どもへの愛着だなんて数値にならないものは、検証のしようがないかもしれません。それを意識して通院しているお母さんもそういないでしょう。(私も退院後に気づいたことであり、通院中にはっきり意識したことはありませんでした。)

しかし、出産直後からの母子分離は、振り返れば想像以上に怖いものに思えました。病院の支援はありがたかったと改めて思います。

早産でNICU/GCU通い中、言われて嫌だったこと

早産でNICU/GCU通い中、言われて嫌だったこと

もし身近な人が切迫早産になり、低出生体重児の子どもがNICUに入院していたら、どのような言葉をかけてよいか悩む人もいるかと思います。

今日は私が言われて嫌だったことを書きたいと思います。

どういった言葉がどう響くのかは、まったくもって人それぞれかと思います。赤ちゃんの状態、お母さんのその時の精神状態によっても変わってくると思います。

ですので、本記事はアドバイスではなく、ただ私の当時の気持ちを書いたものです。愚痴っぽいですし、今頃書くべきなのか迷いましたが、あえて自分の気持ちを正直に書き残しておこうと思います。


「かわいそう」と言わないで。でも「小さい」と言われるのはそれほど嫌じゃない

切迫早産体験:私と娘の傷病名・症状・状態」の記事に書きましたが、「かわいそう」と言われるのは自分が責められているみたいで辛かったです。

この言葉、身近な人から何度か言われただけでなく、医療関係者にも二度言われました。もちろん、お世話になった産科や新生児科の先生やスタッフではありません。どちらもやや年配の医師だったのですが、医師としてそう感じるのかを聞いてみたかったです。

赤ちゃんを思ってそういう言葉が漏れたのかもしれませんが、母親は好き好んで早産で産んだわけじゃありません。肉体的にも精神的にも傷ついているのに、追い打ちをかけられるかのようでした。

赤ちゃんが「かわいそう」と言われるのは辛かった。
赤ちゃんが「かわいそう」と言われるのは辛かった。

一方で、「小さい」と言われるのはそれほど嫌ではありませんでした。低出生体重児に対してNGワードのように思う人もいるかもしれませんが、私は小さい、という事実を真正面から受け止めており、言われたところで「その通り」としか思わなかったのでした。

ただ、それは小さいながらも体重増加が順調だったおかげもあるので、もし体重が増えていない状態でそれを言われたら辛かったかもしれません。


本当に嫌だったのは、満期出産と比べられること

NICU/GCU通いは、振り返ってみると大変でした。

肉体的・精神的なダメージを受けた状態で土日祝日もなかったし、夜間・早朝の搾乳で常に睡眠不足だったので、めまいや立ち眩みもありました。GCUに移ってからは病院にいる時間が長くなったため、疲れで蕁麻疹が出てきました。

ただ、私はNICU/GCU通いをしている間、体力的な辛さはありましたが、行きたくないとか、嫌だとか思った記憶はありません。無理して通ったつもりもなく、むしろ行かない日の虚しさや危機感が酷かったです。

そんな時期を終え、退院した時、唯一私の父が「ヨーちゃんも頑張ったが、お前も頑張ったよな」と言ったのには驚いて少し嬉しかったのと同時に、やっぱり大変だったんだ! と思いました。

そんなNICU/GCU通いで苦労をしている間、かけられた言葉で特に「はて?」と思ったのが以下の言葉でした。

赤ちゃんがあなたに時間をくれたのよ

というものと

搾乳より家での授乳の方が大変よ

というものです。

どちらも悪意を込めた発言ではなかったと理解していますが、いい気持ちがしない言葉でした。

違和感があった理由を整理しました。

まず、「赤ちゃんがあなたに時間をくれたのよ」という発言の意味ですが、赤ちゃんが入院していることで親(のあなた)が世話をしなくてすみ、その分の時間が与えられたのよ、ということです。

NICU時代はお世話らしいお世話は何もしなかった(できなかった)ので、移動時間含め面会にまつわる時間は1日6時間程度でした。加えて搾乳の時間がありますが、本来なら、家庭での新生児の育児は24時間です。それに比べたら時間がずっとあるのよ、という意味でした。

しかし、早産だったのに、NICU入院時期と満期出産後を比べている点に疑問を感じました。

同じことを感じたのがもう一つの「搾乳より家での授乳の方が大変よ」というコメントです。

深夜・早朝含めた3時間毎の搾乳が大変、という話をしたら、家で新生児に授乳する方がもっと大変だと諭されたのです。

どちらも一瞬、「そうなのかな」と思ったのですが、考えてみたら私がNICU/GCUに通っていたのは妊娠後期の時期にあたり、本来ならまだ妊婦のはずでした。

なので、通院時期と妊娠後期を比べての話なら納得できたのですが、満期出産後との比較になるのは変な感じがいたしました。

早産は、赤ちゃんの状態にもよりますが、大体予定日+一か月前後で退院することが多いようです。つまり、早産でNICU/GCUに通っていた親の子育ては、その退院後から始まるわけですし、3歳くらいまでは予定日を起点とした修正で成長を見ることになります。3か月のヨーちゃんは、修正でまだ0か月なのです。

0か月育児をしなかったわけではなく、それは退院後に始まるだけ。すっ飛ばしたのは0か月育児ではなく、妊娠後期ということです。

私自身、大変だった! ということを主張して自分を認めてほしいというわけではありません。ただ、NICU/GCUへの通院は、満期出産の子育てに比べれば大変じゃないのよ、と言われてしまうは腑に落ちません。

早産だったことで満期出産より楽だと思った唯一の点は、子育てが始まる時点で母体の回復が済んでいることでした。出産後の身体的に辛い状態でする新生児のお世話は、本当に大変だろうと思います。その点は納得できます。

しかし、生まれた赤ちゃんへの影響、母親が受けた精神的なダメージを考えたら、やはり早産が楽をしているということはないし、NICU/GCU通いは大変だったと言いたくなってしまいます。

ちなみに、母子分離の搾乳と、赤ちゃんへの授乳(直母)の比較ですが、確かに授乳は実際にやっていると大変だなと思います。ですが、赤ちゃんがそばにいない状態で機械で絞るだけの搾乳は、やはり精神的に辛いものでした。


相手のことを考えて言葉を選べばいい

搾乳と授乳の比較は、自分の子育ての苦労を愚痴りたかったようでした。相手の話をしているときに、自分の話を被せてしまう会話というのはよくある風景です。その結果の言葉だったのかもしれませんが、状況的にあまりいい気がしませんでしたし、上記のように病院通いも大変なのに……と私は思ってしまいました。

どんなことでも相手が辛い状況にあるとき、言葉を選ぶのは簡単なことではないと思います。私自身、私より辛い経験をしたお母さんに、なんと言葉をかけていいのかわからないことがありました。

ただ、相手が言葉を選んでいる、というのはなんとなくでも伝わる気がしています。なので、どんな言葉でも、相手のことを真剣に思ってかけた言葉であれば、相手にはその思いやりの気持ちも一緒に伝わると思います。

すみません、言い過ぎたでしょうか。いろんな考え方があるかと思いますが、私が感じたことについて率直に書いてみました。

※おまけ
先日、授乳後の娘が自分のゲップの大きさに驚いていて、その様子がおかしかったです。赤ちゃんあるあるなんでしょうか?

自分のゲップに驚く娘
自分のゲップに驚く娘

今更ですが……NICU卒業生の母としてのTVドラマ「コウノドリ」(2015年)の感想

今更ですが……NICU卒業生の母としてのTVドラマ「コウノドリ」(2015年)の感想

TVドラマ「コウノドリ」をオンデマンドで見ました。隙間時間の10分、15分、とスマホで細切れで見続け、えらい時間がかかりましたが先日ようやく全10話見終わりました。

普段TVドラマは見ないのですが、NICUや低出生体重児のことを調べていると、時々このドラマや原作の漫画についてに触れているブログや記事に出会うことがあり、気になっていたのです。

医療ドラマって年中どこかのチャンネルでやっている気がしますが、周産期母子医療センターを舞台にしたドラマはこれまでもあったのでしょうか。

自分が妊娠し、そして切迫早産で出産、子どもがNICUに入院……という経験をしたので、単なるエンタテインメントのドラマとしてだけでなく、ドキュメンタリーのように内容に深く関心を持ってみることができました。

毎話見終わるたびに感傷的になりました。
毎話見終わるたびに感傷的になりました。

たとえば、新生児科と院内ソーシャルワーカーの活躍、そして病院と連携する助産院や乳児院の存在などが興味深かったです。

NICU、新生児科では、保育器やモニターなどの機器類、採血、エコーなどの診察のシーン、そしてわが子と面会する親たちの様子がリアルでした。自分の通院時代を思い出しました。

実在のNICU入院中の子どもたちの姿がチラチラとカットで挟まれるのも臨場感がありました。うつぶせで小さな背中にモニターつけてる姿なんかを見て……入院中の娘を思い出しました。

ただ、NICUに大きな窓があり、さんさんと陽の光が入っているのは、ヨーちゃんが入院していた病院とは雰囲気が違うので若干違和感がありました。(窓はありましたが、NICUは陽が入らないようにされていました)

また、あるお母さんが他の赤ちゃんのベッドをのぞき込むシーンがありましたが、あれは常識的にはやらないんじゃないかと思います。(親同士が仲良しで、同意のもとならわかりますが、NICUで他の赤ちゃんをのぞき込むのはタブーでした。)

ソーシャルワーカーさんは、娘がいたNICUにも出入りしていたのですが、わが家は関わることが一度もなかったので最初に挨拶をしただけでした。このドラマではわりとスポットが当たっており、その活躍ぶりを見ていて、サポートが必要な人たちにとっては重要な存在だというのが伝わってきました。



出産ができる助産院、保護者が養育できない赤ちゃんが生活する乳児院については、その存在は知っていても、どんな場所なのかのイメージができていませんでした。なので作中にその様子が描かれていたのを興味深く感じました。所詮TVドラマかもしれませんが、ある程度は再現されているでしょうし。

ドラマには毎回テーマがありましたが、先天性風疹症候群、特別養子縁組、高齢出産、出生前診断はここ数年話題のテーマなので、ストーリーだけでなく、何げないセリフからも得る知識がありました。

例えば、特別養子縁組が出産直後、すぐに赤ちゃんを産みの親から引き離す展開は衝撃でした。また、親が高齢な子どもは言葉の発達が早いという研究結果があるということも、このドラマで知りました。

切迫早産、超低出生体重児の回は、実体験を思い出しながら胸に迫るものがありつつも、家族のその後についてまったく描かれていなかったのは少し物足りなかったです。産科が中心のドラマだから仕方ないのかもしれませんが。

それでもNICUは頻繁に出てきたし、帝王切開後、手術室で新生児科医が赤ちゃんの蘇生、気管挿管をするシーンは、自分の出産時もこんなことが起きていたんだと想像しながら見ることができました。

早産児の出産シーンで部屋を暑くするシーンは、そういえば手術室が暑くてたまらなかったのを思い出しました。(暑くて、水分取れなくて、本当に苦しかった。)

そして、出産時「おめでとうございます、おめでとうございます」と誰もが言っていたのも覚えています。それに関しては……申し訳ないのですが、状況的にあまり素直に喜べなかったのですが……。

また、新生児科の先生が赤ちゃん蘇生時に「がんばれ、がんばれ」と言っているのが印象的でした。うちの娘の時も言われていたのでしょうか。超低出生体重児でしたし、恐らくあのような応援するような気持ちで助けてもらったのは間違いないと思います。それを想像すると、改めて治療に関わった先生たちへの感謝の気持ちがわいてきます。



そんなわけで、見てよかったと思えたドラマでした。

ドラマは所詮フィクションなので、本当はドキュメンタリーの方が好きです。しかしこの「コウノドリ」は、出産の現場で関心の高いテーマを丁寧にわかりやすく描いている印象を受けて好感が持てました。

私は高齢出産だったので、もともとリスクがある出産ではあったものの、出産にまつわるトラブルには本当に無頓着な妊婦でした。今振り返れば、このドラマで描かれていたことのいくつかは、決して他人事ではないことなのに、実際経験した切迫早産含め勉強不足だったとつくづく反省しています。

妊娠・出産を予定している女性、そのパートナーや家族に、そのようなリスクに関心を持ってもらったり、ある程度必要な情報を提供するのにもいいドラマだったと思います。

ちなみに続編の2017年版も見たいのですが、オンデマンドで1話ごとに料金が発生するようなので見送っています。ドラマの続きも、そして原作も、いつか見る(読む)機会がもてたらと思っています。

NICU/GCU通い母、娘が入院中の病院で人間ドックを受診する

NICU/GCU通い母、娘が入院中の病院で人間ドックを受診する

先日、夫の口座に児童手当の振り込みがありました。4か月分まとめての振り込みなので、金額が大きく感じます。本当は娘ヨーちゃんの口座に入れたかったのですが、できないそうです。夫は無駄遣いする人ではないのでいいのですが。

さて、今後しばらく記事の時系列が前後しそうです。

今日は娘ヨーちゃんがGCUに入院中、ヨーちゃんが入院している病院で私が人間ドックを受診したときのお話です。

人間ドックを受けたい

昨年の終わり、シンガポールから本帰国した後すぐにヨーちゃんを授かりました。

本当は帰国後に人間ドック(健康診断)を受けようと思っていたのですが、妊娠したために見送ることになりました。

妊婦検診は受けていましたが、当然レントゲンも胃の検査もありません。腹部エコーは胎児を診るためであって、脂肪肝は診てもらえません(笑)。

何かに強い不安を持っていたわけではありませんが、それまで人間ドックはほぼ毎年受けていたので、1年以上健康診断が受けられないことがなんとなく気になる状態で妊娠期間を過ごしていました。

NICU/GCU通い母が人間ドックを受診するハードル

そして、早産でヨーちゃんを出産。予定より3か月近く早く妊娠を終えることになった私。

帝王切開の産後はしばらく辛いものでしたが、一か月後の検診で母体の回復はお墨付きをいただいた頃、頭の中に「人間ドック受診」がまた浮かんできていました。原因不明の早産に至った自分の体に不安もあったのです。(人間ドックでわかることではありませんが。)

……早産で子供が長期入院している場合、子どもを預かってもらっているので親は時間があると思う人がいるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

出歩く時間と体力があるなら子どもに会いに行くでしょうし、面会に行かないとしても、3時間ごとの搾乳に縛られて自由な行動は難しいです。私も出産以来、行動範囲はほぼ家と病院の往復に限られていました。

私は以前、三度行った山王病院の人間ドックが気に入っていまして、今回もできればここで受診したいと思っていました。

→「セレブ病院で人間ドック初体験
→「山王病院でセレブ人間ドッグ
→「人間ドックに行ってきました

しかし、面会や搾乳のことを考えると、所要時間約3時間+移動時間が必要な人間ドックの受診は、どう考えても困難だったのです。

ヨーちゃんが退院して育児が始まればもっと厳しくなるでしょう。これは、もう、育児が落ち着くまで、人間ドックはお預けかな……なんて思いました。

「娘が入院中の病院で受診すればいい」という答え

そんな面会通院の日々の中である日突然、気づきました。

「この病院の人間ドックを受ければいいじゃん。」

……毎日通っているこの病院なら、移動時間は無し。しかも人間ドックの直前と直後に院内で搾乳と母乳の提出が可能なので、ギリギリ3時間間隔が守れます

考えれば考えるほど、この病院で受診するのが合理的だと思い、決めました。

冷静に考えればすぐに出そうな答えでしたが、山王病院にこだわっていたせいで気づくのが遅かったようです……。

授乳中(搾乳中)の人間ドックについて

さて、そんなわけで娘が入院する病院で人間ドックを受診してきたわけですが、授乳中(搾乳中)の母親が受診するにあたっては少し注意があります。

詳細は病院にお問い合わせいただきたいですが、私が影響を受けたのは胃と乳房の検査についてでした。

まず、胃の検査は、バリウム検査は避けた方がいいとのことでした。バリウムではなく下剤が母乳に出るそうです。また、胃カメラにする場合も鎮静剤を使うと、これまた母乳に出るそうです。

どちらも一定の時間の母乳を廃棄すれば大丈夫だそうですが、私は鎮静剤を使わない経鼻の胃カメラを選択することにしました。

経鼻カメラは(鼻に)入る人と入らない人がいるそうで、賭けではあったのですが、ベテランの先生のおかげで無事入りました。

楽と言われている経鼻も、私は終始涙を垂れ流すくらい辛かったので、授乳が終わったらまたバリウム検査を選択すると思いますが……。

経鼻胃カメラ初体験
経鼻胃カメラ初体験

そして乳房の検査ですが、当然マンモグラフィーは受けられません。おっぱいが潰されてしまいます。

なので、エコーでの検査を選択したのですが、授乳中は母乳とその他の区別が付きづらいことがあるそうです。授乳中の乳房の検査はそもそも積極的にお勧めしないと言われました。

通常女性の検診オプションでついてくるものなので、そのついでで参考程度に、ということになりました。

人間ドックを受けてよかった

人間ドック受診1時間前に面会に行き、娘をあやして搾乳。そして受診後もすぐにGCUに戻って搾乳。さらにその後はいつもより長めに面会時間をとるなど、慌ただしい一日になりました。

しかし、やはり受けておいてよかったと思います。大きな問題がないことを確認できたことで、肉体的にも万全の態勢でヨーちゃんを迎え入れる自信がつきました。

実は産後一か月の検診の後、よくわからない出血が続いたり止んだりしていました。悪露なのか生理の再開なのか、はたまた良からぬ出血なのか。

産褥婦のよくある悩みのようですが、産科を受診すべきことなのか決めかねていたのです。それを人間ドックで確認することができ、安心することができました。

初めての「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」+「かかりつけ医での予防接種」(2)

初めての「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」+「かかりつけ医での予防接種」(2)

初めての「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」+「かかりつけ医での予防接種」(1)」の続きです。

娘ヨーちゃんのフォローアップ外来は、出産した病院ではなく、出産予定だった病院に通うことになりました。先天性甲状腺機能低下症もあるため、小児内分泌にもかかりました。

以下はその続きで、フォローアップと近所のクリニックで予防接種を受けたときの話です。

未熟児フォローアップ外来

しばらく待ったのち、未熟児フォローアップ外来に呼ばれました。

担当の先生はお一人なので、恐らく今後ずっと同じ先生に診ていただくことになると思います。とてもやさしい、話しやすい女性の先生でした。NICUの主治医の先生も大好きだったので、どうやら私は出会いに恵まれているようで嬉しいです。

初回はこれまでの経緯を把握し、そして現在の状態を簡単に診ていただいたような感じでした。

経緯に関しては、紹介状を元にヨーちゃんのNICU/GCU入院時、退院までの状態についてご理解いただいたのですが、私がそもそもこの病院から母体搬送されたことや、妊娠中に何かなかったかというような話もしました。

赤ちゃんが少し小さかったというのはありますが、母体に問題はなかったし、切迫早産も子宮内感染疑いだったものの、結局病理検査で何の異変も見つからず、原因不明だというような話をしました。

蒸し返しても仕方ないのですが、早産の原因が不明というのは、喉に刺さった小骨のようにずっと心にひっかかっていることです。聞かれて話したことで、妙に気持ちがすっきりしている自分がいて、人に聞いてもらいたいんだなぁと思いました。

原因はあるのだけど、わからないのでしょうね、と先生は言っていました。

さて、ヨーちゃんはの身長・体重は小さいながらも順調に伸びており、問題なし。体もみていただいて、ヘルニアもありませんでした。

診察台の上のヨーちゃん
診察台の上のヨーちゃん

採血は甲状腺ホルモンの確認だけで、このフォローアップの方では特に血液検査はしなかったようでした。ヨーちゃんの場合、貧血やリンが気になっていたので、やや肩透かしでしたが、次回以降はこの辺の値も診ていただくのかなと思っています。

何か不安や疑問はということで、ミルク吐きが多いことを相談したところ、とろみをつけるか、とりみのついたミルクを飲むと改善することが多いとのことでした。これは後日、とろみ剤を試していますが、混合なのでなかなかうまくいっていません……。

また、予防接種の相談をしましたが、NICU/GCUに入院していたことで受けられなかったロタは、やはりスケジュール的に間に合わないので諦めるしかないとのことでした。(NICUでは生ワクチンは受けさせられないそうです。)

なお、そのほかの定期接種については、地元のかかりつけ医で打ってもらってくださいとのことで、紹介状の手配をしてくださいました。地元のクリニックにかかる場合、通常紹介状は不要ですが、特別な状態で生まれているのでその情報を把握してもらうためです。

だいたいそんなような内容でしたが、いろいろ些細な質問にも丁寧に答えてくださる先生だったので、次までに心配なことはまとめておこうと思っています。

そして、次回以降から発達も診ていくそうです。また、予約を見たらレントゲンが入っていたので、骨の発達も診ていただくのかなと思っています。

診察後、シナジスの注射も打っていただきました。

小さく生まれた赤ちゃんはRSウイルスに感染すると重症化しやすいため、高額なシナジスという予防接種を補助で受けることができます。

NICU/GCU退院時に1回目を受け、その後どこかに毎月受けに行かなくてはならなかったのですが、幸いこちらの病院でフォローアップ時に打てるとのことだったので、来年の春まで毎月この病院でフォローアップ診察と一緒に打ってもらう予定です。

これですべての診察が終わりました。大きい病院なので、いつも会計ですごく待たされるのですが、ヨーちゃんは医療費がかからないため、必要な書類を会計窓口に出すだけで終わってホッとしました。

移動の時間も含め、5時間くらいかかりました。ヨーちゃんはずっとおとなしくしてくれていたので、あまり苦なく終えられて安心しました。


地元のかかりつけ医で予防接種

フォローアップの数日後、地元のクリニックで予防接種を受けてきました。受けた予防接種は、B型肝炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、四種混合の4本です。すべてGCU退院時に1回目を受けたので、今回は2回目になります。

GCUで退院の目途がたってきた頃、主治医の先生からヨーちゃんの地元のかかりつけ医を探しておきましょう、というご指南がありました。

普段通うことになるかかりつけ医ですから、近いにこしたことはありませんが、やはり評判も大事です。母乳マッサージをしていただいている地元の助産院の先生に相談したところ、いくつか近くのクリニックを教えてくれました。看護師・助産師さんですし、先生自身もお子さんがいるので、印象や好き嫌いで判定している様子はなく、有益な情報でした。

最終的に決めたのは、周産期母子医療センターの小児科勤務経験がある先生がいるクリニックです。若干遠いですが、この先生ならNICUの赤ちゃんも診たことがあると思ったのが決め手でした。

初回は予防接種のみでしたが、紹介状を出したところ、最初に「外科手術は受けなかったの?」といった入院中の質問をいただきました。動脈管も、網膜症も大丈夫だったのです、といった話をしましたが、超低出生体重児ということを把握していただいたお話ができて、今後のためにやはりこのクリニックにしてよかったかもと思いました。

ヨーちゃん、抱っこ紐に入ったまま、左右に2本ずつ計4本打たれ、号泣していましたが、すぐに泣き止んで爆睡していました。

抱っこ紐に入れたまま注射しました
抱っこ紐に入れたまま注射しました

また一か月後、B型肝炎以外の3本の3回目を打つ必要があるので、次回の予約を入れて病院を後にしました。


しばらくは毎月通院します

未熟児フォローアップですが、いつまで、どれくらい通うのか、実はよくわかっていません。出産した病院のフォローアップでは、1歳5か月までは毎月、その後は半年・1年、3年……とだんだん間隔をあけていくそうなので、同じようなスケジュールになるのではと思います。

1年半、毎月通院というのはなかなか大変だなぁと思います。それどころかヨーちゃんの場合、内分泌外来もあるため、もしかすると数年は毎月通院かもという懸念があります。

ただ、何か辛い治療をするわけでもないので、毎月健康状態を確認できて安心だとか、お出かけついでになにか楽しみを見つけるとか、そんな考え方もできるかもしれません。

通院を楽しめる日が来るといいな
通院を楽しめる日が来るといいな

ちなみに、知り合いの方で同じ病院の未熟児フォローアップにかかっていた方がいます。その方は病院の中庭で子どもと日向ぼっこしているのが楽しかった、と言っていました。

私もそんな風に、楽しく通院できるようになりたいです。

初めての「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」+「かかりつけ医での予防接種」(1)

初めての「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」+「かかりつけ医での予防接種」(1)

3週間お世話になった実家を出て、親子3人の生活が始まっています。いろいろ心配でしたが、どうにかなるもんだなぁという日々です。乳飲み子との生活は寝不足になりますが、搾乳+面会通いの方が辛かったかな。

さて、ブログに書きたいことがいろいろ溜まっているのですが……記憶が鮮明なうちに娘ヨーちゃんの初めての未熟児フォローアップ外来について書きたいと思います。

忙しいヨーちゃん
忙しいヨーちゃん

退院から約4週間後、初めての未熟児フォローアップ外来を受診しました。

また、これまでブログには書いていませんでしたが、実はNICU入院中に先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)の診断がくだっておりまして、同日に小児内分泌も受診しました。

さらに数日後、退院後初めて地元のクリニックに行き、予防接種も受けています。

これらについての模様をまとめて書きたいと思います。


フォローアップ外来は転院しました、という話

小さく生まれた赤ちゃんは、フォローアップといって、NICU/GCU退院後に他の赤ちゃんとは違う検診をしばらく受けることになります。

恐らく多くのお子さんは、入院していた病院の小児科に通うと思われます。しかし、転院、という表現が正しいかわかりませんが、私たちは病院を変えることにしました。もともと出産予定だった病院に戻ることになりました。

切迫早産体験:救急外来、緊急入院、救急搬送……そして緊急帝王切開による出産まで(1)」で書いたように、私が出産時に母体搬送されたため、出産・入院していた病院は自宅からやや遠いのです。私一人が面会で通う分には許容範囲でしたが、赤子連れで毎月通うのは辛いと思われました。

また、元の病院は最寄りの夜間救急対応の病院でもあります。ヨーちゃんがこの病院の患児であることは、緊急時に大きなアドバンテージがあります。

そんなわけで、ヨーちゃんは私がもともと出産予定だった病院の小児科にお世話になることになりました。主治医の先生に相談し、自分で元の病院の予約を取り、紹介状をいただいて受診することになりました。

3か月もお世話になったので、寂しさや名残惜しさはありました。しかし、フォローアップの際にタクシーで往復して、やはり距離の近さは重要だと実感し、病院を変えてよかったと思っています。


病院についてから診察に至るまで

私は元の病院の患者ですが、ヨーちゃんは初診になるため、早めに行って初診の手続きが必要でした。

紹介状2通に加え、入院中に撮っていただいたMRIやレントゲンやらのデータCDを提出します。それらを元に電子カルテを作っていただいたのだと思うのですが……1時間近く待たされて疲れました……。

幸い、ヨーちゃんは抱っこが気持ちよかったのか、寝入っていて騒ぐことはありませんでしたが。

初診の手続き中に予約の時間は過ぎてしまいました。しかし、受付の人曰く順番はまだ来ていないとのこと。待合で待たされる気配がすでに漂っていました。

小児科の受付に行くと、まずは計測を受けてくださいとのこと。身長・体重の計測のことでした。また、採尿と採血もありました。

採尿は専用のビニールの袋(採尿パック)をつけておいて、おしっこが出たら看護師さんに取ってもらいます。NICU/GCU時代にも何度かありましたが、女の子は袋から漏れやすいので看護師さんがいつも苦心していました。

採血は手の甲からでした。採血中は隔離されてしまうため、その模様はわかりませんでしたが、暴れないようベッドにはりつけけられていたようです。終わったらぎゃんすか泣いておりました。採った血液は検査室に母親が自分で持って行きます。

ちらっと見えてしまった赤ちゃんの採血の模様
ちらっと見えてしまった赤ちゃんの採血の模様

この計測と採尿・採血中、予約時間はとっくに過ぎているので順番にならないかひやひやしましたが、まったくその気配はなくだいぶ待つことになりました。

後から考えると、先生の方で紹介状やデータ、採尿・採血の結果を見ないと診察ができないので、それらの結果待ちだったのかなと思います。

ヨーちゃんは抱っこ紐からおくるみに移したのですが、環境が変わって疲れたのか、おとなしくしてくれていました。途中、小児科の授乳室にて授乳したりしながら受診までの時間を過ごしました。


小児内分泌(先天性甲状腺機能低下症について)

小児内分泌の受診が先になりました。

日本小児内分泌学会のサイトから引用すると、先天性甲状腺機能低下症とは「生まれつき甲状腺のはたらきが弱く甲状腺ホルモンが不足する疾患です。」

→引用元と続きはこちら
http://jspe.umin.jp/public/senten.html

生後4~6日の赤ちゃんが全員受ける新生児マス・スクリーニング(先天性代謝異常等検査)にてひっかかりました。

この検査、小さい赤ちゃんは正しい結果が出ないらしく、ヨーちゃんはNICU入院中に3回受けています。1回目、2回目までは「よくわからないけど多分大丈夫」といった結果だったのですが、検査機関より念のため3回目を受けた方がいい旨連絡をいただき、その3回目で甲状腺ホルモンの数値がひっかかったのでした。

詳細は前述の日本小児内分泌学会のサイトをご覧いただくとして、以下は入院中ヨーちゃんについて受けた説明の私の理解です。

ヨーちゃんは、院内での血液検査でも甲状腺ホルモンの値が低いことが確認されました。また、後日退院時に足のレントゲンも撮りました。骨の一部の成長の遅れが認められ、甲状腺機能低下症の症状の一つとのことでした。

このような診断がくだり、ショックはショックだったのですが、甲状腺機能低下症は服薬のみで症状を抑えることができます。チラーヂンというお薬を一日一回飲めばホルモン値が保たれるのです。

早く見つかったのは幸いで、入院中からこのチラーヂンの投薬が始まり、現在も服薬中です。

チラーヂン、鼻息で飛びそうなくらい少ないのがちょっと扱いづらい
チラーヂン、鼻息で飛びそうなくらい少ないのがちょっと扱いづらい

甲状腺機能低下症の原因には、甲状腺がない、小さい、別の場所に存在するなどがありますが、退院間際の検査で「甲状腺が適切な場所に存在する」、というところまでは確認していただきました。ただ、大きさについてはまだ体が小さいため、評価が難いとのことでした。

また、これは因果関係の検証ができないのですが、妊娠前に私が卵管造影検査を受けたことが関係あるかもしれないとのことでした。

先天性甲状腺機能低下症は一過性のものであれば、定期的な血液検査をしつつだんだんと薬を減らせるとのことでした。だいたい小学校入学前くらいに検査入院し、判定するとのことです。

前説明が長くなりましたが、以上のような経緯があり、ヨーちゃんはNICU/GCU卒業後もチラーヂンを飲みながら小児内分泌に通い、甲状腺ホルモンの状態の確認と薬の処方をしてもらうことになったのです。

そして退院後初の血液検査の結果、甲状腺ホルモンの値は正常に保たれているとのことでした。

薬を飲んでいるおかげなのですが、実は良い兆候でした。

ヨーちゃんは退院から外来までの約4週間で、体重が約1kg増えています。一方で投薬量は変わっていません。体重に対して薬の量を増やさずホルモン値が保てているというのは、相対的に薬を減らすことができているということだそうです。

引き続き同じ量で様子を見て、少ない量が続けば、2~3歳で薬をやめられる可能性があります。その場合、一生続くものではなく、一過性だったということになります。そして、もし卵管造影検査が原因だった場合は、一過性で済む可能性があるそうです。

まだ退院後一か月の話なのでまだ先はわかりませんが、いい方向に進みそうで嬉しい診察結果となりました。

なお、余談ですが、ヨーちゃんはNICU入院当初、看護師さんたちからとても静かでおとなしい赤ちゃんと言われていました。それがある時期からそれなりに騒ぐようになったのです。

ちょうどチラーヂンを飲み始めた頃でした。甲状腺ホルモンが少ないと元気が出ないらしいのですが、この薬で改善され、本性が現れたのかなんて言われたのです。結局、関係があったのかはわかりませんが、もしそうだったら随分分かりやすい変化でした。

また、このチラーヂンというお薬、薬局ですぐに手に入るものではありませんでした。

ヨーちゃんはまだ錠剤が飲めないので散剤をミルクに溶かして飲むのですが、薬局で散剤を扱っていないケースがあります。扱っていても一回あたりの服薬量が少ないため、用意するのに時間がかかると言われました。

病院近くの調剤薬局では1時間待ちだったので諦め、帰宅後に近所の調剤薬局に電話をしたところ、こちらは散剤の用意がないとの回答……。

結局、錠剤を粉砕したものを近所の薬局で用意してもらいました。(錠剤を粉砕したものでよいかは薬局から病院に確認したようです。)調剤薬局に処方箋をFAXして用意してもらい、夜、帰宅した夫に取りに行ってもらいました。思いがけず入手に手間がかかった薬でした。

……「初めての「未熟児フォローアップ外来」+「小児内分泌」+「かかりつけ医での予防接種」(2)」に続く。