共働き率53.8%のシンガポールで、なんとなく感じてる「性差」

   

シンガポールは日本に比べて共働き率が高く、女性の社会進出も進んでいると言われています。以前、シンガポール女子に「日本は女性の昇進が差別されるんでしょ?」と聞かれたことがあり、どの程度事実かはともかく、そういうイメージを持たれているということが印象に残った質問でした。

シンガポールの共働き率は53.8%という調査結果があります(the Department of Statistics Singapore: General Household Survey 2015)。飽くまでもシンガポール内での調査であり、日本との単純比較は難しいのですが、日本より多いんだろうと思います。私はこちらで日本人以外と働いた経験はありませんが、夫の会社はワーキングママが多いですし、女性管理職も珍しくないようです。そして、平日に街を歩けば、働く女性の多さが目につきます。

そんなわけで、「働く」という視点では、シンガポールは男女の差が(日本に比べて)ないと思っていました。しかし、地元のサークルで現地の人たちと関わっているうちに、「性差っていうのはあるな」とこの頃感じています。私はフェミニストではないし、語れるほどジェンダー問題に関心は払ってきませんでしたが、こういうのはシンガポールと日本ってそれほど違いがないかも、と感じた話です。

地元のサークルでは、「リフレッシュメント」と称する会の最中にお菓子や飲み物を楽しむ休憩があります。料理好きなフィリピンのおばちゃんが、二度ほど手料理を振る舞ってくれたことがありましたが、基本的には売り物のパンやお菓子をいただいています。

これを準備する役割の人は決まっていて、女性のメンバーです。しかし、彼女が会を欠席・遅刻する場合は他の人がフォローしなくてはいけません。その時動くのはやはり女性メンバーです。もっと言うと、誰も手を上げないときに、声がかかるのも女性メンバーなのです。

会の当日、この用意されたお菓子や飲み物を整えるのも女性メンバー。男性メンバーは他の作業をしているか、人と話していたりして、リフレッシュメントの準備に手を出すことはありません。

さらに、最後の片づけや掃除も女性の役割になっています。さすがに人によっては男性でも、ゴミを寄せたりなんかは手伝ってくれます。しかしひどい人はさんざん食べ、お菓子の残りを持ち帰り、それでいて片づけは手伝わずに先に帰ってしまいます。

最初は気にしていなかったものの、回を重ねるごとにイライラが募るようになりました。なんとなくですが、会には男性には男性の役割や求められる行動があるにはあります。リーダーシップをとっているのは男性が中心です。しかしそれを女性が担うこともあるので、だったら上記のようなことを男性もやっていいのかな、と思うわけです。

女性メンバーで誰かがこのことについて文句を言う気配はないし、新入りの私が物を言う立場ではありません。そしてこの会がこれでまわってるなら、それに従うのがマナーなのでしょう。ただ、働く場においては男女差が少ないと思っていた国なので、こういったプライベートな場面で性差を感じたのは意外でした。

こういった話は数字にしづらく、飽くまでもごく限られた私の体験談にとどまります。実際、メイドさんがいない共働き家庭ではどの程度、家事の分担がされているのかも気になります。

以上、(ちょっと愚痴っぽい)シンガポールにも性差があると感じた話でした。

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