シンガポール発、4泊5日のプーケット・カタビーチ(2):ホテル、食事、サーフィン

シンガポール発、4泊5日のプーケット・カタビーチ(2):ホテル、食事、サーフィン

シンガポール発、4泊5日のプーケット旅行記その2です。(→その1はこちら)宿泊したホテル、現地での食事、そして夫リサが楽しんだサーフィンについて紹介します。

ホテル

チャナライ ガーデン リゾート カタ ビーチ(Chanalai Garden Resort)」に泊まりました。

チャナライガーデンホテル
チャナライガーデンホテル

サーフィン旅行の場合、ビーチへのアクセスを考慮した立地が重要になります。なので基本的にホテル選びはリサに任せて、いくつか候補を絞ってもらってから二人で決めています。

プーケットの南にはカタビーチとカタタニビーチという2つのビーチが南北に連なっているのですが、リサが調べた限りでは、カタタニビーチの方には適当なボード屋がなかったそうです。なので必然的にカタビーチ側になり、かつビーチへのアクセスがいいホテルになりました。

チャナライガーデンホテルはビーチにすぐ出られるオンザビーチのホテルではありませんが、ビーチから細い通りを挟んですぐの場所でした。高台にあるため、部屋から海が見えるのも特長です。

バルコニーからちらっと見える海
バルコニーからちらっと見える海

そして私のチャナライガーデンホテルの感想ですが、正直、もう泊まりたくないです。。サービスや設備は値段相応だったと思いますが、建物の構造がキツかったです。丘の斜面に沿って建てられたホテルで、部屋にたどり着くまで相当数の階段を上る必要があるのです。敷地の入り口から建物の入り口まで斜面を登り、ロビーを経てからまたさらに階段を上ります。そしてようやく建物のエレベーターにたどり着くという……。

チャナライガーデンホテルの鬼のような階段
チャナライガーデンホテルの鬼のような階段

滞在中、お天気に恵まれたのはよかったのですが、恵まれすぎて非常に暑かったです。現地のお店の人が「特に暑い」というくらいでした。そんな中、くたびれてホテルに戻って一刻も早く休みたいのに、最後の最後に試練のように階段が目の前に立ちはだかるのです。しかもその階段には屋根がないので、容赦ない太陽光に晒されながら上ることになります。

リサはサーフィン後、サーフボードを抱えてこの階段を上ってくる羽目になったにも関わらず、あまり気にしていない素振りをみせていました。周辺のホテルに比べるとだいぶリーズナブルだったようなので、その点も含めてのお値段なのかもしれません。

朝食のオムレツ(カレーをかけたら美味だった)
朝食のオムレツ(カレーをかけたら美味だった)

なお、建物はちょっと古めです。部屋の内装が壊れたりしてました。あと、朝食会場の雰囲気はよかったのですが、メニューが少し寂しい印象を受けました。

食事

プーケットでの食事はとても楽しめました。リサも私もあまり辛いものは食べられませんが、タイ料理は好きです。また、観光地なのでタイ料理以外の選択肢も豊富でした。加えてお値段もリーズナブルだったので、「プーケットでは安くておいしいものをたくさん食べられた」という印象が残りました。

なお、当地のお店の評価はトリップアドバイザーが席巻しており、お店のレビューは豊富だし、ランクが高いお店はトリップアドバイザーのフラッグを掲げてPRしています。私たちも何度かトリップアドバイザーでお店選びをしました。

タイ料理(ローカルフード)

Restaurant Mama Kata (Seafood)
40 Kata Road, Kata Beach, Karon, Phuket 83100, Thailand

カタママシーフード
カタママシーフード

ホテルからすぐ近くにあったカタママシーフードというお店には、二度行きました。安くてそれなりにおいしいです。

山盛りのパイナップルライス
山盛りのパイナップルライス

特にビーチに臨むロケーションが素晴らしく、とても気に入りました。下記の動画はこのお店のテーブルから撮影したものです。もしまたプーケットのカタビーチに来るなら、このお店は再訪したいです。

Kwong Shop Seafood
65 Tai Na Rd kata-karon, Kata Beach, Karon, Phuket 83100, Thailand

Kwong Shop Seafood
Kwong Shop Seafood

ぶらぶらしていたところでランチに入ったお店。トリップアドバイザーで高評価のお店だったのですが、やはりリーズナブルでおいしかったです。

どれもおいしくいただきました
どれもおいしくいただきました

無料でついてきたパパイヤサラダがかなり辛かったものの、普通のグリーンサラダと混ぜたら辛みが和らいで絶品になりました。

TESCO LOTUSのフードコート

買い物に行ったスーパー内のフードコート。安くておいしくて快適。買い物ついでにローカルフードも楽しめました。

チキンライスとパパイヤサラダ
チキンライスとパパイヤサラダ

リサ曰く、チキンライスは「シンガポールの有名店に負けてない!」とのことです。私が食べたパッタイももちもちで美味しかったです。

もちもちパッタイ
もちもちパッタイ

なお、フードコートのすぐ近くに懐かしのデイリークイーンがあり、名物の「逆さにしても落ちない」ソフトクリームを久しぶりにいただきました。

逆さにしても落ちないデイリークイーンのソフトクリーム
逆さにしても落ちないデイリークイーンのソフトクリーム

洋食(イタリアン、ロシア料理、洋食)

Capannina by Limoncello
30/9 Moo 2 Kata Road T Karon A. Muang

バジルが載ってないマルゲリータ
バジルが載ってないマルゲリータ

日本人に人気のお店のようですが、私はいま一つでした。パスタはうどんみたいに太く、好みがわかれそうです。あと、バジルが載ってないマルゲリータって初めて見たんですが、載せ忘れだったのでしょうか。。

Spice House
98/70 Kata Rd, Karon, Phuket 83000, Thailand

看板娘(息子?)のチェブラーシカ
看板娘(息子?)のチェブラーシカ

プーケットはびっくりするくらいロシア人観光客であふれています。リサが「これだけロシア人がいればロシア料理がおいしいに違いない」と思い立ち、行ってきたのが評判のSpice House。個人的には入口にチェブラーシカ(しかもホワイトバージョン)がいたのがツボでした。日本料理屋の前にドラえもんがいるような光景です(笑)。

酸っぱくないペリメニ
酸っぱくないペリメニ

ペリメニは酸味がなくて「これじゃない」感がありましたが、ビーツとニシン? のサラダは止まらないおいしさでした。

ボルシチとサラダ
ボルシチとサラダ

ソーダパンが好きなリサは、黒パンを注文し忘れて後悔してました。

Two Chefs Kata Beach
243 Koktanod

圧巻の300gリブアイステーキ
圧巻の300gリブアイステーキ

グリル&バーのお店。時間によっては生演奏もあって雰囲気のあるお店です。ここでは最後の夜にドーンと300gのリブアイのステーキをいただきました(二人で1皿ですが)。これが柔らかくて本当においしく、久しぶりに立派なお肉を食べた、という満足感が残りました。ちょっと残念だったのはテーブルが狭いのと、オペレーションがまわってなかったこと。テーブルは皿の大きさに比べて狭すぎて、窮屈でした。注文したものが出てくるのが遅いだけでなく、会計もだいぶ待たされた印象です。

その他

カタノイビーチのカフェ

Seaside
Seaside

私たちが滞在したのはカタビーチでしたが、一度歩いてお隣のカタノイビーチを覗きに行きました。そこにあったカタタニホテル内のSeasideというカフェがとても雰囲気のいい場所でした。明るい白を基調にしたオープンエアのお店で、内装もスマートながらちょっとかわいらしい雰囲気。家族連れが多くにぎやかですが、ここでお茶を飲みながらのんびりするのもよさそうでした。

タイのロールアイス

タイのロールアイス
タイのロールアイス

タイ発祥のロールアイス。以前シンガポールで食べたときは味がなくてかなりイマイチだったのですが(→当時の記事)、プーケットで食べたものは美味しかったです。ちゃんとミルクの味がしました。下記の動画はパッションフルーツを入れてもらっています。アイスに混ぜるフレーバーの他、ソースやクランチなどトッピングがいろいろあるのですが、最後に自分で好きなものをかけられるのも楽しかったです。屋台はあちこちにありましたが、どこも80THB(272円くらい)でした。

マンゴースティッキーライス

初めて食べたマンゴースティッキーライス
初めて食べたマンゴースティッキーライス

もち米にココナツソースをかけたものにマンゴーが添えられてるマンゴースティッキーライス。タイの定番デザートです。以前から気になってはいたものの、味の想像ができなくて手が出せないでいました。しかしせっかくタイに来たので、最後の最後に帰国時の空港で食べたところ、あまりに美味しくてびっくりしました! ちょっと塩気があるもち米と、甘いココナツミルクのコンビネーションが、日本のおはぎに似た感じでとても良く合ってました。加えて添えられたマンゴーで口がさっぱりします。これはまたぜひ食べたい……。

サーフィン

最初に書いたように、リサはバリ島の波のファンです。なので、プーケットに変更した際に少し悲しそうだったのが気になっていました。しかし、結果的に今回のプーケットのサーフィンはかなり楽しんだようです。

波を独占状態のプーケット早朝サーフィン
波を独占状態のプーケット早朝サーフィン

ネットの情報によれば、プーケットのサーフシーズンは雨季(5~10月)。今回の旅行は10月下旬だったので、まだ波があるか心配だったのですが、十分な高さだったようです。日差しが強くなければ私もビーチからリサのサーフィンを眺めているのですが、前回のバリ島旅行よりずっと波に乗れていたと思います。

バリに比べると少し物足りなさはあったようですが、リサのレベル(アッパー・ビギナーくらい)にはちょうどよかったかも、とも言っていました。また、混雑具合については申し分がなかったようで、他のサーファーと波を奪い合うストレスはほとんど無さそうでした。これに関しては日本(湘南や千葉)に比べると本当に「天国」だったようです。

バリが一番、という気持ちは変わらないものの、プーケットにもまた来たいと言ってました。

 

……最後は、現地で買ったもの、プーケットの人々の印象、かかった費用の内訳について書きたいと思います。

シンガポール発、4泊5日のプーケット・カタビーチ(1):お金のこと、SIM、移動など

シンガポール発、4泊5日のプーケット・カタビーチ(1):お金のこと、SIM、移動など

先々週ですが、タイのプーケットに行ってきました。6月のバリに続き、またもや夫リサのサーフィン旅行です。
→バリ島の旅行記「シンガポール発、3泊4日のバリ島旅行記

長い記事になったので、3回に分けてアップしたいと思います。

なぜプーケット

プーケット、カタビーチ
プーケット、カタビーチ

本当はバリに再訪予定でした。しかし、ご存知の方も多いと思いますが、バリ島のアグン山に噴火の危険性があり、13万人もの人が避難しています。噴火した場合、飛行機が飛ばないなどの影響が懸念されました。旅行を計画していたちょうどその日にこのニュースの第一報が流れ、大事を取ってプーケットに行き先を変更しました。現時点で噴火はしていませんが、変に気をもむのは嫌だったし、行ったことがないプーケットに行けたのは私にとってはよかったです。

リサはバリだけでなくプーケットも経験済みです。だいぶ前に日本からのシンガポール出張のついでに、一人でサーフィンに来たことがあります。ただ、当時は今以上に下手だっただけでなく、波に恵まれなかったらしく、プーケットの波にいい印象を持っていませんでした。なので本当にバリに行きたかったようです。

レストランにいたお洒落ワンコ
レストランにいたお洒落ワンコ

ちなみに私もタイ自体は2度目です。前回来たのはもう10年以上前で、バンコク&パタヤ&チェンマイを現地のタイの友達と旅行したことがあります。だいぶ時間が経っているのに加え、プーケットはだいぶ雰囲気が違うので、新鮮な気持ちで今回の旅行は楽しめました。

行き先は日本人観光客に人気のパトンではなく、カタビーチ。これまたサーフィンのための選択でした。カタはパトンに比べると空港から遠く、買い物する場所も少なくて華やかさが欠けるそうですが、リゾートらしいまったりした雰囲気は良かったと思います。

お金のこと

飛行機と宿泊

バリ旅行と同じくAirAsiaGoというAirAsiaが運営する飛行機+宿泊のセットを利用しました。シンガポールとプーケットの往復とホテル4泊を二人分で914.21ドル(約75,000円)でした。為替の変動とホテルのランクの違いがありますが、前回のバリ旅行より1泊多いにも関わらず、ほぼ同額になりました。

カタビーチの夕暮れ
カタビーチの夕暮れ

現地でのお金

シンガポールで約400ドル両替しました。10月半ばのレートで410.68シンガポールドルが10,000タイバーツになりました。1,000バーツ(3,400円くらい)がちょうど10枚です。

現金は現地での食事、移動、買い物に使いました。ただ、今回はカードを使うシチュエーションも多く、高めのレストランとグラブ・タクシー、スーツの購入(詳細は後述)はカードで支払いました。

結果、現金はそこそこ残りました。両替商はあちこちにありましたが、現地で両替することはなかったです。

プーケットの物価の印象

今回使ったお金の内訳は最後に書きますが、とにかく交通費が高かったです。バリはもちろん、シンガポールより高かった印象です。(以下、日本円は1タイバーツ3.4円、小数点以下は切り捨てで計算しています。)

例えば、空港からカタビーチまでは1,000バーツでした。日本円では3,400円ほどですが、現地の感覚では10,000円くらいです。また、暑くてほんの少しの距離をトゥクトゥク(軽トラのタクシー)で移動したところ、200バーツ(680円)もしました。東京のタクシー初乗りより高いという……。

トゥクトゥクが軽トラでかつ爆音スピーカー付きで驚いた
トゥクトゥクが軽トラでかつ爆音スピーカー付きで驚いた

観光客向け価格なのかもしれませんが、たいした移動もしてないのに移動のために合計1万円以上使いました。リサはレンタカー借りた方が安かったかな、と言ってましたが、場所によっては道が狭くて運転が大変そうだったので、高くても現地タクシーに頼るのは致し方ないのかと思いました。ちなみに、3回くらいGrab(グラブ)を使いました。便利で快適、かつ少し安かったです。

一方で、食べ物や日用品は安かったです。日本やシンガポールの3分の1くらいでしょうか。以下はスーパーで買ったものの価格例です。

  • マダム・ヘンの石鹸(33THB=約112円)
  • ココナツチップ(8つ入りで199THB=約676円)
  • キッチュなメモ帳(10THB=約34円)

また、地元スーパーでのフードコートの値段はこんな感じでした。

  • パパイヤサラダ(50THB=約170円)
  • チキンライス(55THB=約187円)
  • 海老パッタイ(65THB=約221円)
  • ジュース(22THB=約74円)

最後の夕食はどーんと立派なステーキをいただいたのですが、それでも二人で5,000円くらいで済みました。

コンビニやスーパーでは、そこそこ品質がいいものが(日本やシンガポールの)3分の1くらいの価格で売っているので、あれこれ買いたくなってしまいます。また、レストランでの食事もシンガポールほどメニュー選びに慎重になりませんでした(笑)。

プーケット国際空港到着後について

それほど大きくない空港なので、迷うことはなさそうでした。到着ゲートを出たら、プリペイドSIMを買う通信会社のカウンター、ホテルまで移動するタクシーのカウンターはすぐに見つかりました。

プリペイドSIMを買ったカウンター
プリペイドSIMを買ったカウンター

プリペイドSIM

true move Hという通信会社のプリペイドSIMを空港で買いました。7日間、4G、容量無制限で199THB(約676円)でした。他の会社のものや街中の値段と比較していませんが、速度にも容量無制限だったことにも満足しています。SIMの交換から設定まで、カウンターですべてやってくれます。

プリペイドSIMの値段表
プリペイドSIMの値段表

空港からホテルまでのタクシー

タクシーでカタビーチまで1000THB(約3,400円)でした。カタビーチは遠くて誰も行きたくないのか(笑)妙に待たされましたが、無事載せてくれるタクシーがありました。なお、運賃は一律この値段で決まってると聞きましたが帰りはグラブを使って930THBだったので、ほかの手段でもう少し安く行けるのかは不明です。

プーケット国際空港から各地へのタクシーの運賃表
プーケット国際空港から各地へのタクシーの運賃表

 

その2の「ホテル、食事、サーフィン編」に続きます。

おいしい! インドのマサラ・ミルクアイス、Kulfi(クルフィ)を作ってみた

おいしい! インドのマサラ・ミルクアイス、Kulfi(クルフィ)を作ってみた

Happy Deepavali! 今日はディーパバリというインドのお祭りでシンガポールは祝日です。インド系が多い地元サークルのWhatsappグループでは昨晩からガンガン「ディーパバリおめでとう!」のメッセージが流れてきています。

そんなインド系祝日にちなんで、今日はインドネタをしたためてみようかと思います。

皆さん、インドのアイス、クルフィってご存知ですか? もしかするとインド通には常識なのかもしれませんが、私はつい先日知りました。ナッツとスパイスが入ったミルクアイスです。

お店で食べたクルフィ
お店で食べたクルフィ

もともとアイスが好きで、レストランで食後に何気なく頼んだのですが、そのミルクとスパイスの絶妙なバランス、時々表れるナッツのクランチー感がドツボにはまりました。冷凍販売してたら何個か買って帰りたかったくらいです。

帰宅後にネットで調べてみたところ、日本語での情報もかなり豊富で、ごく一般的なインドのデザートの一つだと知りました。スパイスはカルダモンやシナモン、ナッツはピスタチオがメジャーのようですが、何を使うかはお好みのようです。

さらに、シンガポールをキーワードに検索してみたところ、以前リトルインディアにクルフィ専門店があったようでした。残念ながら現在は閉店してしまったようですが、あちこちのインド料理屋さんのデザートメニューとしてクルフィが載っていました。

クルフィを食べるためにインド料理屋に足を運ぶのは、なんだか本末転倒な気分です。なので、家で作ってみることにしました。……とは言っても料理嫌いの私が材料をきちんと揃えるなんてことはしないので、お手軽な「クルフィの素」で作りました。

こちらが私が近所のインド系雑貨屋で買ったクルフィの素です。

クルフィの素
クルフィの素

ハイパーマート(大型スーパー)を2軒まわっても見つけられなかったのですが、地元はインド系住民が多いので、近所で探したら普通に売ってたというオチです。中心部だったらムスタファにはありそうですし、ネットではレッドマートで売ってました。

パッケージの説明によれば牛乳2カップと混ぜて、煮詰めたものを凍らすだけです。でも、そのレシピだと美味しそうじゃないというか……じゃりじゃりな食感に仕上がることが目に見えていたので、ネットの手作りレシピをあちこち見てから材料と手順は変えました。

まず、牛乳の代わりにエバミルク(無糖練乳)をメインで使いました。シンガポールではコーヒーにこのエバミルクを入れる習慣があるので、スーパーで簡単に手に入ります。

エバミルクの缶(無糖版)
エバミルクの缶(無糖版)

エバミルクは1缶375mlで若干2カップには足りないので、牛乳を100ml追加しました。それらとクルフィの素を混ぜ、弱火でひたすら煮ます。

ほおっておくと焦げ付くので、テフロン加工のお鍋を使い、ひたすら混ぜていました。張り付いてるのは微妙に面倒でした。

エバミルク、牛乳、クルフィの素を煮詰める
エバミルク、牛乳、クルフィの素を煮詰める

煮詰まったかな、煮すぎたかな? くらいのタイミングで火からおろし、ボールに移して粗熱をとりました。

その後、塩を加えた氷を入れた大きいボールの中に沈め、そのまま練り上げようと思ったのですが、なかなか冷えないまま氷がなくなってしまったので、冷凍庫で冷やすことにしました。

ここからがまた面倒なのですが、1~2時間ごとに取り出し、混ぜて練りました。滑らかなアイスを作るためには避けて通れない手順です。

最後、少し柔らかめのジェラートくらいの感触になったところで、ラップに包んで団子状にし、再び冷凍しました。

そして出来上がったのがこちらです。

できあがった手作りクルフィ
できあがった手作りクルフィ

栗きんとんか、と言いたくなる見た目のしょぼさには私のセンスのなさが出ておりますが、これが……美味しくできてましたよ! 手間をかけただけあって、ちゃんとアイスっぽい、とてもクリーミーな仕上がりになっていました。

味はお店で食べたものと違って、ハチミツのような風味が強かったです。また、煮詰めすぎたせいか甘めに仕上がったのでスパイス感が遠くなっていましたが、インドの風味はしっかり感じられました。

ナッツは時間が経ったためにあまりクランチーではなかったです。もし別途砕いたナッツを用意できるのなら、冷凍を繰り返して混ぜてる途中で追加投入した方が美味しく仕上がりそうです。

また作ってもいいかも、と思える仕上がりでした。クルフィの素、買い置きしておこうと思います。そして、また機会があればお店のクルフィも食べてみたいです!

帰宅困難になった。シンガポールで僻地中の僻地レストラン「Gardenasia」 in リン・チュー・カン

帰宅困難になった。シンガポールで僻地中の僻地レストラン「Gardenasia」 in リン・チュー・カン

先週末、以前から行きたかった「Gardenasia」という、シンガポールのかなり僻地にあるレストランに連れて行ってもらいました。立地が立地なだけに、行ったことがある人は限られてるのではないでしょうか(特にディナー)。

Gardenasiaエントランス
Gardenasiaエントランス

リン・チュー・カン(Lim Chu Kang)について

お店があるのはリン・チュー・カン(Lim Chu Kang)です。ここはシンガポールの北西、スンゲイブロウ湿地保護地区があるエリア。スンゲイブロウは以前行ったのですが、実はその時にこのレストランに行きたかったのに、朝早すぎてお店が開いておらず、今回はリベンジ訪問だったのでした。
→過去記事「美しい朝焼けと自然を独占! スンゲイブロウ湿地保護区で早朝ウォーキング

リン・チュー・カンは軍事と農業地帯で、都会的なイメージを持たれているシンガポールの中ではユニークな場所です。シンガポールの土地計画では今後もここは宅地になる予定はないそうです(Wiki: Lim Chu Kang)。軍事エリアは一般人は入れないので関係ありませんが、農業エリアは農場だけでなく、ヤギ牧場やカエルの養殖場などもあります。これらは見学ができるので、お出かけ先として面白いエリアなのではと思います。

そんなリン・チュー・カンのレストランGardenasiaの存在は、この近くで働いている人から教えてもらいました。リン・チュー・カンは農業地帯ですが、その手前のクランジは工業系のごっつい会社が敷き詰められています。このエリアで働いている方が、この辺はきちんとしたレストランが少なく、会社での食事会といえばこの「Gardenasia」になると言っていました。ただ、ほかの選択肢が少ないとはいえ、美味しくて雰囲気がいいお店だと聞いていたのでぜひ一度行ってみたかったのです。

アクセス

最寄りの駅はクランジ。そこからさらに公共のバス、シャトルバス、タクシーのいずれかで10~15分ほどの場所です。(住所:240 Neo Tiew Crescent, Singapore 718898)

ただ、このGardenasia近くまで行く公共のバス925#は日曜・祝日のみしか走ってませんし、最終便もウッドランズ発19:20まで。シャトルバスも夕方までなので、ディナーとなるとタクシーしか選択肢がありませんでした。

そして、この僻地ぶりを表すエピソードとして、行きも帰りもタクシーの運転手さんが知らなかったことが挙げられます。

行きの運転手さんは地図を見せたら位置はわかったようですが、「ディープ・エリア!」と二回も三回も言ってました。なんでそんなところに行くの、という反応でした。帰りはお客さん拾えなかっただろうなぁ……申し訳ない。ちなみにクランジ駅からレストランまで運賃は9ドルでした。

そして帰りのタクシーは呼び出しで来てもらったのですが、乗車時に「一体こんなところに何があるの?」と驚いていました。クランジ駅近辺を走るタクシー運転手の反応がこれなんですから、マイナーと言っていいんじゃないでしょうか。なお、運賃は呼び出し料金含めて11.7ドルでした。

お店の雰囲気と客層

Gardenasiaは、NYEE PHOEグループという会社が運営する敷地内の一部にあります。結婚式ができるイベント会場や花農園に加えて、宿泊できるヴィラまであるようです。レストランはエントランスのすぐそばにあり、小さな噴水に沿うようにお店を構えています。

NYEE PHOEグループの敷地入口
NYEE PHOEグループの敷地入口

オープンエアの作りで、天井にはシーリングファンが回っています。床は暗い色合いのウッドデッキで、建物全体は大きめの小屋のようなデザイン。照明は暖色で明るさを抑えており、さらにあちこちにキャンドルが置いてあって、落ち着いたいい雰囲気でした。

雰囲気のある店内
雰囲気のある店内

残念だったのは、BGMの音量が大きかったこと。爆音とまではいきませんが、お店の雰囲気に合わないくらいのボリュームでちょっとうるさかったです。また、これは仕方ないのですが、隣の催し物スペースで披露宴パーティーをやっていたらしく、そこからも違う音楽が流れてきて落ち着きませんでした。視覚的には静かないい雰囲気を演出できているのに、音に邪魔されている感じが惜しかったです。

また、ウッドデッキの床は従業員が店内を動き回ると、その振動が座っている人にも伝わってきます。やむをえないとは思いつつ、やはりせわしない印象を受けました。

キャンドルの明かりに癒されます
キャンドルの明かりに癒されます

あと、自然いっぱいの場所で夜、明かりをつけているので……虫が寄ってきます。気が付くと小さな羽虫がテーブルに止まっていたり、コップの水の中でおぼれていたり。まぁ、これは致し方ないですね。

客層は、家族連ればかりでした。地元の人たち……と言いたいところですが、人里離れたエリアなので、私たち以外はほぼ全員自家用車でどこからか食事のために遠征してきたと思われます。一体どれくらい遠くから来ているのかは不明ですが……。小さな子ども連れの家族もいましたが、子どもが大騒ぎすることもなく、その点ではわりと静かな雰囲気を楽しめてよかったです。

料理はオクトーバーフェストなソーセージをチョイス

メニューはごくごく一般的な洋食です。サラダ、肉や魚、ピザやパスタなど。ホッケンミーやフォーファンなどのローカル料理も少しだけありました。料理はどれもハズレはなさそうでしたが、この日はたまたま「ミニ・オクトーバーフェスト」と称した特別メニューがあり、お肉の盛り合わせがおいしそうだったので、肉を一皿とサラダを頼みました。

肉皿とサラダ
肉皿とサラダ

お肉はソーセージ2本、チキン・ウィング2串、マッシュポテト2スクープで24ドルでした。すぐ横のテントのグリルで焼いており、いい匂いが漂っていました。サラダはリーフとツナのサラダで、15ドル。どーんと大きいお皿できましたが、3人以上で食べたらとちょっと物足りないくらいの量でした。

お肉のお皿はそこそこ満足でした。おいしいソーセージを久しぶりに食べた気がします。チキン・ウィングは炭火で香ばしく仕上がっていました。マッシュポテトも、夫リサはあまーいと言ってましたが、滑らかで武骨なお肉との相性はよかったと思います。サラダは……ごくごく普通でした。特筆することはないです。

BBQテント(ちょっと浮いてる)
BBQテント(ちょっと浮いてる)

食後は私だけカフェラテをいただきました。しっかりしたミルクフォームが乗っていたのはよかったですが、少しコーヒーの苦みが強かったです。

これらでお会計は46ドル。サービス料10%とGST7%が加算され、54.15ドルでした。もう一皿何か食べてもよかったかな、と思うような物足りなさが残ったので、わが家の外食費用としては高めですが、シンガポールのレストランでは平均的な値段ではないでしょうか。4~8ドルくらいのソフトドリンクの価格は、むしろ良心的に見えました。

そして、帰りは恐れていた帰宅困難に陥る……

そんなわけで、お店の雰囲気も料理も、そこそこ楽しみました。

ただ、帰宅時に問題が発生しました。帰る手段です。流しのタクシーが通りがかる可能性がほぼないような場所なので、呼び出しが必須です。ウーバー、グラブ、コンフォートデルグロ、3つのアプリを使って車を探しましたが、まったく反応しませんでした……。

この「帰宅困難」、来る時から懸念していたことではありますが、少々楽観的過ぎたようです。どうしても見つからないので、お店のスタッフに相談してみましたが、お店の人も同じアプリを試してくれるだけなので、結果は同じでした。

頭を抱えつつも、それでも30分ほど待ち続けたら、無事コンフォートデルグロが反応してくれました。反応してからも15分くらい待たされたのですが、タクシーが捕まらなければ帰れないような場所なので、本当に助かりました。コンフォートデグロの株が上がりました。。

小さな噴水を囲む
小さな噴水を囲む

車がないとディナーの訪問は難しいという、ちょっとハードルが高いお店ですが、帰宅困難になったことも含めて少しユニークな思い出になったレストランでした。

ダウンタウン線、第三区間のオープンハウスに行きました(ほとんど乗ってないけど)

ダウンタウン線、第三区間のオープンハウスに行きました(ほとんど乗ってないけど)

ダウンタウン線、第三区間のオープンハウスに行きました(ほとんど乗ってないけど)

昨日、ダウンタウン線の第三区間オープンハウスに行ってきました。
ダウンタウン線はシンガポールの北西から南東を走る電車で、3区間に分けて順次開通しました。

第1区間は2013年12月に中心部のチャイナタウンからブギスまでの6駅のみ開通。第2区間は2015年12月に北西の終点ブキット・パイジャンからロチョーまでの12駅が追加され、そして来る2017年10月21日に第3区間の16駅がフォート・カニング駅からエキスポ駅まで開通します。2024年にはさらに2駅追加されるそうです。(Land Transport Authority: DOWNTOWN LINE 3 TO OPEN ON 21 OCTOBER 2017

シンガポールの電車事情

以前、「早朝から電車は混雑。シンガポール在住者の朝が早すぎる謎」という記事に書きましたが、シンガポールの電車は東京に負けないくらい混んでます。空いてる時間帯やエリアを見つけにくい、という点では東京よりキャパシティが不十分ないんじゃないかと思うくらいです。

増え続ける人口に対して電車・バスなどの整備を進めているものの、ペースが微妙に追いついてないのかなというのが個人的な印象です。出勤・帰宅時の混雑がひどいのはもちろん、電車が止まると一気に駅に人があふれ出し、最寄りのバス停が混乱するのを見てると、まだまだ足りない! と思ってしまいます。

もちろん、政府が何もしていないわけではなく、このダウンタウン線に限らず新しい駅の設置や路線の敷設は着々と進められており、その人口増加のペースを追いかけてはいます。

ダウンタウン線について

ダウンタウン線は私がシンガポールに来た3か月後くらいに第2区間が開通したので、ちょっと親しみがあります。オープンしたての運賃無料期間にビューティーワールドとロチョーを探検しました(→「ダウンタウンライン第二期エリアに乗りました」)。来星時にすでに第1区間はオープンしていましたが、中心部の6駅だけだったので使うことがなかったのです。それが、第2区間ができたことで(今まで電車が通ってなかった)北西エリアが身近になりました。

ダウンタウン線はシンガポールで一番新しい路線なので、車体も他の線に比べて新しく、車内にモニターが設置されてCMが流れているのが当時は新鮮でした。(モニターは現在、他の路線にも導入され始めています。)

さらに今回オープンする第3区間は、新駅の一つがよく通る場所でした。その駅の建築過程を2年ほど見ており、駅舎が形になっていくわくわく感みたいなものを、周辺住民と勝手に共有している気分でした。ほぼ完成してからも近辺を掘り返して緑を植えたり、スタンドを追加したりしていて、「一体いつできるんだ」と心の中でツッコミを入れつつずっとその完成までを見守っていました。

そんなわけで、頻繁に乗る電車ではありませんでしたが、ダウンタウン線は個人的に親しみがある路線なのです。

オープンハウスに行ってきた

ダウンタウン線、第3区間のオープンは今週末の10月21日です。それに先駆けて、昨日15日にオープンハウスがありました。オープンハウスは事前開放のイベントで、無料試乗の他、ゲームやショーなどが催されました。

早々にスタンプ台紙がなくなってしまったらしいスタンプラリー
早々にスタンプ台紙がなくなってしまったらしいスタンプラリー

取り立ててイベントには興味はありませんでした。ただ、以前から行ってみたかった有名なビリヤニ屋さんが新駅近くにあり、最近ビリヤニに憑りつかれてる夫リサが興味を示したので、試乗&ビリヤニ屋訪問となったのです。

ただ、このプランには大きな誤算がありました。バスに乗って開通済みの駅に行き、そこから第三区間まで乗るつもりだったのですが、既存駅と第三区間はこの日はつなげられてなかったのです。現在の終点チャイナタウン駅で全員おろされ、そこから新駅である次のフォートカニング駅はシャトルバスで移動してくれとのことでした。

で、このシャトルバスが長蛇の列という(笑)。このことは他にも知らなかった人がいたみたいで、チャイナタウンでおろされて戸惑ってる人がいたし、ネット上でも文句を言ってる人がいました。私たちの事前リサーチ不足なのか、告知不足なのかは不明ですが、空腹もあってげっそり疲れてしまった事態です。

何はともあれ、別ルートでお店にはなんとか行ってきました。ビリヤニは……普通でした。機会があれば別途記事にします。

せっかく新駅の近くにはたどり着いたので、少しだけ第3区間に乗ってみました。無料試乗できるので、ゲートはそのまま抜けられます。電車自体は既存のダウンタウン線と同じなので、なんら目新しいものはありませんでしたが、私たちが行ったフォートカニング駅はイベントで大盛りあがりでした。

フォートカニング駅のショー舞台
フォートカニング駅のショー舞台

特設ステージが設けられ、ここでショーのようなものが催されたと思われます。グッズ販売コーナーもあり、シンガポール在住者にはお馴染みの、マナーポスター・キャラクターのグッズなんかが売ってました。こういうややマニアックなグッズは記念に面白いとは思うのですが、あまり魅力的ではなかったので何も買いませんでした。

マナーポスター・キャラのグッズ
マナーポスター・キャラのグッズ

そして、フォートカニング駅の外にも出てみました。横を見あげれば…………そこにはドーン!っとリャンコートが! われらが明治屋様が店舗を構える、在住日本人ご用達のビルでございます。こんなリャンコートのすぐそばだとは思いませんでした。

フォートカニング駅(目の前がフォートカニング・パーク)
フォートカニング駅(目の前がフォートカニング・パーク)

この近辺は日本人在住者が多いにも関わらず、駅がなくやや不便だったと思うのですが、このダウンタウン線延伸でだいぶ便利な場所になるかもしれません。他のエリア在住の日本人も明治屋へのアクセスが楽になり、この日本人社会に与えるインパクトはそこそこ大きいのではと思いました。

横を見ると、チャイナタウンに向かうシャトルバスはやはり大行列でした。通常のバスも同じように混んでいたので、私たちは再び別ルートで帰宅しました。

第3区間開通のインパクト

そんなわけで、ダウンタウン線のオープンハウスで新区間と新駅をチラ見してきたという話でした。

新駅近くにお住いの方にとってはもちろん、それ以外の地域の人間にとっても、新しい路線の開通というものはワクワクするもんだなぁと思いました。第2区間のオープン時がそうであったように、必ず新しい人の流れが生まれると思います。沿線のビジネスも活発化することでしょう。また、これに伴って既存路線の混雑が緩和されることを祈ります。

ちなみに、オープンハウスのイベントでは第3区間を紹介した冊子をもらいました。この冊子が思いの外面白くて、新しくできる駅周辺のお店の紹介などを読んでいたら、沿線に興味がわきました。また、それらのお店で使えるクーポンが豊富で、これはもらってよかったかも。

ダウンタウン線、第三区間のお店で使えるクーポン
ダウンタウン線、第三区間のお店で使えるクーポン

共働き率53.8%のシンガポールで、なんとなく感じてる「性差」

共働き率53.8%のシンガポールで、なんとなく感じてる「性差」

シンガポールは日本に比べて共働き率が高く、女性の社会進出も進んでいると言われています。以前、シンガポール女子に「日本は女性の昇進が差別されるんでしょ?」と聞かれたことがあり、どの程度事実かはともかく、そういうイメージを持たれているということが印象に残った質問でした。

シンガポールの共働き率は53.8%という調査結果があります(the Department of Statistics Singapore: General Household Survey 2015)。飽くまでもシンガポール内での調査であり、日本との単純比較は難しいのですが、日本より多いんだろうと思います。私はこちらで日本人以外と働いた経験はありませんが、夫の会社はワーキングママが多いですし、女性管理職も珍しくないようです。そして、平日に街を歩けば、働く女性の多さが目につきます。

そんなわけで、「働く」という視点では、シンガポールは男女の差が(日本に比べて)ないと思っていました。しかし、地元のサークルで現地の人たちと関わっているうちに、「性差っていうのはあるな」とこの頃感じています。私はフェミニストではないし、語れるほどジェンダー問題に関心は払ってきませんでしたが、こういうのはシンガポールと日本ってそれほど違いがないかも、と感じた話です。

地元のサークルでは、「リフレッシュメント」と称する会の最中にお菓子や飲み物を楽しむ休憩があります。料理好きなフィリピンのおばちゃんが、二度ほど手料理を振る舞ってくれたことがありましたが、基本的には売り物のパンやお菓子をいただいています。

これを準備する役割の人は決まっていて、女性のメンバーです。しかし、彼女が会を欠席・遅刻する場合は他の人がフォローしなくてはいけません。その時動くのはやはり女性メンバーです。もっと言うと、誰も手を上げないときに、声がかかるのも女性メンバーなのです。

会の当日、この用意されたお菓子や飲み物を整えるのも女性メンバー。男性メンバーは他の作業をしているか、人と話していたりして、リフレッシュメントの準備に手を出すことはありません。

さらに、最後の片づけや掃除も女性の役割になっています。さすがに人によっては男性でも、ゴミを寄せたりなんかは手伝ってくれます。しかしひどい人はさんざん食べ、お菓子の残りを持ち帰り、それでいて片づけは手伝わずに先に帰ってしまいます。

最初は気にしていなかったものの、回を重ねるごとにイライラが募るようになりました。なんとなくですが、会には男性には男性の役割や求められる行動があるにはあります。リーダーシップをとっているのは男性が中心です。しかしそれを女性が担うこともあるので、だったら上記のようなことを男性もやっていいのかな、と思うわけです。

女性メンバーで誰かがこのことについて文句を言う気配はないし、新入りの私が物を言う立場ではありません。そしてこの会がこれでまわってるなら、それに従うのがマナーなのでしょう。ただ、働く場においては男女差が少ないと思っていた国なので、こういったプライベートな場面で性差を感じたのは意外でした。

こういった話は数字にしづらく、飽くまでもごく限られた私の体験談にとどまります。実際、メイドさんがいない共働き家庭ではどの程度、家事の分担がされているのかも気になります。

以上、(ちょっと愚痴っぽい)シンガポールにも性差があると感じた話でした。

シンガポールの小学生の英語のテストが難しすぎて、悶え苦しんだ話

シンガポールの小学生の英語のテストが難しすぎて、悶え苦しんだ話

コミュニティセンターの英語コースにて最近、シンガポールの小学生のテストを課題でやりました。シンガポールの小学校はPrimary Schoolと呼ばれていて、各学年の略称はP1~P6。私たちが課題でもらったのはP6、つまり小学6年生が、実際に学校で受けているテストでした。

シンガポールの学校の試験問題は本屋さんで手に入ります
シンガポールの学校の試験問題は本屋さんで手に入ります

このテスト、表紙には親のサイン欄があって、採点後に子どもが親に見せてサインをもらう必要があるそうです。それにびっくりしてたら、シンガポールで子育てした隣の席の台湾のおばちゃんが「そうじゃなきゃ子どもが隠すじゃない」と聞くので、「Final result(←通知表のつもり)は報告するけどテストの結果は隠せるよ」なんて言っちゃいました。近年の事情はわかりませんが、私が子どもの頃の小学校のテストの結果なんて、本人はおろか親も気にしてなかったです。お国柄の違いを感じました。

シンガポールの小学生の英語レベルを垣間見る

さて、このP6の英語テストを宿題でやりました。セクションがAとBの二つに分かれていて、それぞれ制限時間は1時間50分。先生に「できれば時間内にやってみてね」と言われ、時間を計ってみました。

結果、Aは1時間程度で終わりましたが、Bは難しくて、難しくて、もがき苦しんで、気づいたら3時間くらい経っても空欄があちこちに(笑)。しかも、本来テストでは使えない辞書を使いまくってのこの惨状です。週末の午後がこれだけで潰れてしまい、途中で本当に嫌になって全部埋めるのは諦めてソファの上でひっくり返ってました。

正直に本当に難しかった旨、授業で訴えたところ、みんな同じだったみたいです。私をはじめ、落ち込んでいる人もいて、台湾の男の子が「僕の英語力は小学生以下……」なんて自虐的なセリフを吐いてました。ただ、考えてみたらシンガポールは「英語ネイティブ」の国なので、このレベルの英語ができるのはすごい、という言い方はむしろ失礼なのかもしれません。外国人は外国人で母語のネイティブなわけですし。

なお、問題は本屋さんで手に入ります。店頭にはサンプルもあるので、ご興味のある方は見てみてください。

難しさのポイント

何がどう難しかったのか、印象を書いてみたいと思います。

まず、単語が難しいです。もしかすると日本の大学受験生レベルなら知っている単語かもしれませんが、英語が日常会話レベルのおばちゃんには馴染みのない単語や言い回しが結構ありました。辞書なしだと完全にアウトな(答えが分からない)問題がいくつかりました。

文法も、かなりしっかりした設問ばかりです。大学受験の時ボロボロになるまで使った旺文社の参考書を買い直し、持ってきていたので、何度かそれを開くこともありました。ちなみに、do notをdon’t、can notをcan’tと省略すると減点でした(日本もそうでしたっけ?)。

リーディングは、小学生向けとあってか、内容にそれほどクセはないものでした。(戦時中の日本による占領の話が出てきたのには参りましたが……。誰も何も言わなかったけど、授業で音読させられたのは辛かった。)ただ、やはり知らない単語は多いし、設問の答えが必ず文中にあるわけではなく、日本の国語の問題と同じように行間を読む必要があり、自分の言葉と表現で回答が必要な問題がありました。

難しかったのでP6→P4の問題に変更

みんな打ちひしがれてしまったので(笑)、P6からP4にレベルダウンしました。

P4はだいぶ楽でした。相変わらずそこそこ辞書は必要だし、満点ではなかったので偉そうなこと言えませんが、十分合格レベルの点数が取れそうでした。

そんなわけで、私たちの英語レベルはシンガポールの小学校4年生くらいということになりました。ただ、楽な勉強を続けても意味がないので、これならP6に戻りましょうということになりました。

ちなみに間をとってP5は? と聞いたところ、P5はすでに卒業試験(PSLE…小学校卒業時の試験)に備え始めるため、かなりP6に近い難易度になるそうです。そのため、P5やるくらいならP6でいいのではということです。

日本の大学入試問題との比較

シンガポールの英語教育のレベルが、他国に比べてすこぶる高いのは十分わかったのですが、その話の流れで他の国の英語教育についての雑談になりました。そして、中国人のおじさんが、中国の英語問題を持ってきてくれるとのことだったので、私も日本の事情を調べてみたところ、昨今は大学入試問題がネットで手に入ることを知りました。再配布すると著作権に触れそうだったので、興味津々の先生に一部だけ差し上げました。

選んだのは某有名私立大学の問題です。何校か見てみたのですが、著作権の都合で問題が省かれていたり、そもそも問題文が日本語であったりとか、問題が和訳の指示だったりとか、いろいろ制約があって選ぶのにも時間がかかりました。正直、設問が日本語の時点でレベルの差を感じます……。

そして翌週先生に感想を聞いてみたところ、「Secondary2のレベルくらい」とのこと。Secondaryは中学、つまり中学2年生レベルの問題だったということです。すごく難しいわけではないけれど、トリッキーな問題ばかりで慎重に解かないと間違えるとのことでした。

英語を専攻するとか、帰国子女だとか、一部のハイレベルな学生を除き、日本人のアカデミックな英語力のピークは大学受験時だと私は思ってます。なので、その入試問題が中学生レベルなのであれば、シンガポールの10代後半の学生が学ぶ英語の想像がつかないです……。

なお、私も実際やってみたのですが……吐き気がするくらい難しかったです。P6レベルで音を上げてるんだから、Secondary2レベルが難しいのは当然でしょう。単語も難しくて、ずっと辞書をひきながら問題を解いている状態でした。

中国の入試問題との比較

さて、前述のとおり中国人のおじさんが中国の問題を持ってきてくれました。中国某省の高校卒業レベルの問題とのことです。

この問題、2つ手ごわい点がありました。

まず、設問が中国語……。私も設問が英語の問題を探すのに苦労したので、この状況はよく理解できるのですが、ちょっと困ります。漢字から推測しましたが、やはりわからない問題は隣の台湾のおばちゃんに教えてもらいました。

また、スペルミスが非常に多くて、意味がわからない文章が多々ありました。このペーパーの入手方法を詳しくは聞きませんでしたが(笑)、紙をOCRで変換したものなんじゃないかと疑っています。こちらの方が結構大きな問題で、スペルが間違ってるとわからない単語を調べることすらできません。

そして難易度ですが、そこそこ難しかったという印象です。単語が平易なものばかりで、しかも一部の単語には(中国語で)意味まで添えてあったので、あまりボキャブラリーは突き詰めてない印象でした。

なので一見簡単に見えたのですが、問題を進めていくうちに難易度が上がっていき、何度か読んでもわからないパラグラフなんかもあって、難しかったです。

先ほどの日本の某有名私立大学の問題に比べれば簡単でしたが、日本の中堅大学くらいの入試と同じくらいではと思いました。中国は日本よりずっと人口が多いので、きっとレベルもいろいろあると思いつつ、似たような状況なのではと思います。

バイリンガル環境が羨ましい

シンガポールの教育についての情報は、ネット上にたくさんあるので、詳しくもない私がここでかき集めただけのことを書くつもりはありません。

ただ、実際に小学生の問題に触れてみて、英語については相当高いレベルだということを身をもって知りました。

彼らはさらに母語の勉強もします。中華系なら中国語、マレー系ならマレー語、インド系ならタミル(南インドの言葉)です。シンガポールの中国語は訛ってるとよく言われていますが、訛っていようと仕事で使えるレベルなら十分だし、バイリンガルと言えると思います。

先生いわく、シンガポールの環境はバイリンガル教育に適しているそうです。学校では英語をしっかり学び、家では母語で生活する。町中には英語と母語が両方あるので、両方の言語に触れる機会があるのがいいのだろうとのことでした。例えば、冒頭に書いた台湾のおばちゃんのお子様はすでに社会人なのですが、家ではホッケン(中国の福建省の言葉)とマンダリン(北京語)を話し、外では英語を話すようです。

今の子どものおじいちゃん・おばあちゃん世代は、英語が話せない人も多いので、孫と母語で話しているお年寄りをよく見かけます。生きた英語、母語、両方を学ぶ機会があるわけです。

ただ、最近は西洋化された家庭では家でも英語でコミュニケーションを取るため、そういった環境で育ったお子さんは母語が弱くなりがちだそうです。

私は母語の大切さは理解しているし、日本語が好きですが、やはり英語コンプレックスが強い身として、このシンガポールのバイリンガル環境はうらやましいと思ったのでした。

自販機カフェに、トレー回収ロボット。社会実験がしやすい国シンガポール

自販機カフェに、トレー回収ロボット。社会実験がしやすい国シンガポール

人口は少ないけれど、お金持ちな国シンガポール。新しいことに貪欲で、常に前に進む力が強いという印象を持っています。昨年は世界で初めて無人タクシーの公道での運用を開始し、話題になりました。

そんなシンガポールで、最近私が見た新しいものを3つ紹介します。

自販機カフェ

自動販売機の機能と普及率を言えば、日本は世界一位ではと思っています。治安の良さと、何かしらのカルチャーがマッチしたんでしょうね。しかし、シンガポールも日本以外ではかなり自販機が普及している国なんじゃないかと思っています。日本から輸入したと思われる自販機をあちこちで見かけます。

そんなシンガポールに昨年8月、自販機カフェなるものが誕生しました。JRベンディングという会社が運営していますが、政府も後押ししており、1号店開業の折には副首相も来たそうです。その第一弾はセンカンにオープン。続いて今年3月の第二弾でアンモキオとレイクサイドにできて、私は今年になってTVのニュースで見た気がします。

2 vending machine cafes to open at Ang Mo Kio, Lakeside MRT stations
http://www.channelnewsasia.com/news/singapore/2-vending-machine-cafes-to-open-at-ang-mo-kio-lakeside-mrt-stati-8579026

先日、アンモキオの店舗を覗いてきました。アンモキオ駅に沿うような場所にあるので、駅の出口を出たらすぐです。

アンモキオの自販機カフェ入口
アンモキオの自販機カフェ入口

パネルを操作して支払いをすると、冷凍弁当が解凍されて出てきます。味は、食べていないのでわかりません……。味にはかなりこだわっていると上記の記事には書いてあります。防腐剤や添加物を使っていないそうで、今は無き日本のコンビニ、am pmのとれたて弁当を思い出します。

アンモキオの自販機カフェ
アンモキオの自販機カフェ

カフェと言いつつ、店内は狭いので、ここでゆっくりするのは困難です。一応簡単なスタンドがあり、そこで食事している親子がいましたが、一組が限度でした。多くの人は買って家やオフィスで食べるのだと思います。

この自販機カフェ、労働者不足を補うという目的があるそうです。この日は常駐スタッフっぽい人が控えておりましたが、いずれは完全な無人にしていくと思われます。日本も今後、コンビニやその他の小売店舗で無人化を進めていくでしょうから、同じような目的を持った社会実験的なビジネスだと思いました。

今後は主に飲食店があまりない場所に展開していくらしいです。(アンモキオはそれにあたりませんが…。)いずれ人手不足に悩むシンガポールの外食産業を支える、重要な役割を担うビジネスに成長するかもしれません。

自動トレー回収&デポジット返金

シンガポールは外食文化で、地元の人の多くが日常的にホーカー(屋台)やフードコートで食事をとっています。セルフサービスなのですが、食事をした後に食器とトレーを片付ける習慣はなく、テーブルに置いていくと専任のスタッフがトレーを下げてテーブルを拭いてくれます。

片付けスタッフはお年寄りが多くて、雇用を生んでいるという意味では悪くない習慣なのかもしれませんが、私がシンガポールに来た2年前からすでに、自分でトレーを片付けることを推進するキャンペーンが始まっていました。セルフの食事場所にはトレーの返却場所が用意されており、自分で片付けるように促しています。

そんなキャンペーンの一つなのか、ワン・ノースにある「Timbre+」というホーカーでは、食事を注文した際にトレーの使用に1ドルのデポジットを取られます。そして、このトレーをちゃんと回収所に返却すると1ドル戻ってくる仕組みになっています。

お洒落ホーカーtimbre+
お洒落ホーカーtimbre+

食べ終わった後の食器とトレーを、回収場所にあるベルトコンベヤーに乗せると、中でセンサーが感知するのか、1ドルが自動的に戻ってきます。

ホーカーtimbre+のトレー回収場所
ホーカーtimbre+のトレー回収場所

このような仕組みを機械化するのがシンガポールらしいと思いました。

トレー回収ロボット

こちらもトレー回収に関する取り組みです。フードコート内をロボットが巡回し、トレー回収をしています。

トア・パヨーで見たトレー回収ロボット
トア・パヨーで見たトレー回収ロボット

回収といっても、手があるわけでもないので、人間がロボットの中にトレーを入れます。食べ終わった人が自分で入れることもあるし、スタッフが集めたものを入れたりしていました。いずれにしても回収場所まで出向かなくていいので、手軽にトレーを返却できます。

写真はトア・パヨーのフードコートです。後日、島内の他のフードコートでも見かけたので、徐々に普及しているのかもしれません。

私たちは夫婦でわざと前を横切って進行を少し邪魔してみたり、後ろからついて行ってみたり、思わず子どものようにじゃれてしまいました。しかしすでに地元の人たちは見慣れた光景になっていたみたいで、そんな悪ふざけをしているのはこの中年日本人夫婦だけでした……。

社会実験がしやすいシンガポール

冒頭に書いたように、人口が少ないけれどお金持ちなシンガポール。対象となるエリアや人が限られているので、新しいものを導入して普及させる障壁が低いし、お金もあるので、十分な投資も可能。上記で挙げたような社会実験や、社会実験に近いビジネスもしやすい国なんだろうなと思います。

住民は住民でそれを違和感なく受け入れているように見えます。こちらでは高齢者のスマホ利用率も高いですし、そういった新しいものに対する柔軟性の高さに日本との違いを感じます。良くも悪くも日本は保守的。致し方ない点もあるとは思いますが。

そんなシンガポールの生活環境を、これまであまり意識することはありませんでしたが、なかなかエキサイティングな環境だったんだと今になって思うようになりました。

そういったニュースに着目しながら生活してみると、観光では分からないシンガポール生活の面白さが見えてくると思います。

高所恐怖症がマウントフェーバー公園に行った話

高所恐怖症がマウントフェーバー公園に行った話

先週末、夫リサと二人でシンガポール島の南に位置するマウントフェーバー公園に行ってきました。

この近辺は大きな公園が多く、公園同士がサザン・リッジーズという橋で結ばれています。私たちは隣のテロック・ブランガ・ヒル公園にあるアルカフ・マンションで食事をしたことがありますが、マウントフェーバー公園に来たのは初めてでした。

※アルカフ・マンションでの食事の記事はこちら。なお、レストランのディナー営業は昨年7月で終了したようです
記念日ディナー@アルカフ・マンション(Alkaff Mansion Ristorante)

とはいえ、セントーサ島に行くケーブルカー駅があるためか、観光客も結構多い場所です。そして、シンガポールと言えばマーライオンをイメージする方も多いと思いますが、政府公認のマーライオンは全部で5体あり、そのうちの1体がこのマウントフェーバー公園内にあります。私たちは散歩がてら、このマーライオンを見に行ってきました。

STB(観光庁)のサイトによれば、このマウントフェーバーはシンガポールで2番目に高い丘だそうです。(1番はブキティマ。)なので、恐らく公園のどの入口からアクセスしても、「登る」ことになる公園になります。団体観光客もみかけたので、車で登るルートもありそうですが。

私たちは電車で行って、ハーバーフロント駅から徒歩で行きました。D出口を出て左を見れば、公園の入り口の案内があるので迷うことはありませんでした。

ハーバーフロント駅出口Dからマウントフェーバー公園に向かう道
ハーバーフロント駅出口Dからマウントフェーバー公園に向かう道

現地に着いたのは土曜日の朝、8時くらい。私たち以外には運動着で身を包んで意気揚々と公園に向かう家族がいたりして、地元の人たちのフィットネスエリアにもなってるみたいです。

入口につくと、やはりそこから階段でした。頂上まで細い階段をずっと登り続けている感じ。この日は朝に雨が降ったし、朝早めだったので少し涼しかったのですが、暑い日の日中だと結構キツイかもしれません。しかし、私みたいに運動不足な人間は休み休み登る必要がありますが、所詮「丘」なので、よほど足腰に問題がなければ登りきれます。

マウントフェーバー公園内の階段
マウントフェーバー公園内の階段

ちょっとしんどくはありましたが、登りきると途端に視界が開け、そこから先はシンガポールの街並みの眺望を存分に楽しめます。

マウントフェーバー公園から望むセントーサ島
マウントフェーバー公園から望むセントーサ島

道なりにしばらく歩くとケーブルカーの駅、The Jewel Box Stationが見えてきました。モダンな建物です。まだ朝早かったせいか、あまりひと気はありませんでした。

ケーブルカー駅のThe Jewel Box Station
ケーブルカー駅のThe Jewel Box Station

ちなみにこのケーブルカー、周囲を遮るものがないのでなかなかの絶景らしいです。ただ、私は高所恐怖症なのでとてもじゃないが乗れません。。本当はこのケーブルカー到着先であるセントーサのシロソに行きたいんですけどね…(別ルートだと遠回り)。

ケーブルカーのデモ機?
ケーブルカーのデモ機?

マーライオンを目指してさらに歩きます。道の北側に寄ってみれば、HDB(公団)やビルが林立するシンガポールらしい町並みを見ることができます。ところどころに無料の望遠鏡もあります。

マウントフェーバー公園から望むシンガポール島
マウントフェーバー公園から望むシンガポール島

そして、見つけました! マーライオン in マウントフェーバー公園。

マウントフェーバー公園のマーライオン
マウントフェーバー公園のマーライオン

周囲には何もなくて、ひっそりたたずんでいました。なので、なんとなく私も遠巻きに眺めて撮影しました。このマーライオンは少し高いところに設置されていて、階段を下りるとシンガポールの歴史を描いた銅版のようなものが並んでいます。

シンガポールの歴史を描いた銅板
シンガポールの歴史を描いた銅板

マーライオン伝説から始まって、途中、日本による占領時代もあり、最後は他民族・多文化国家として栄えるシンガポールの図で終わります。

日本によるシンガポール占領の様子
日本によるシンガポール占領の様子

観光地として整備した場所なのだと思いますが、良くも悪くも華やかさがない場所でした。何かを見に来るというより、お天気のいい日にぶらぶらするのにいいところなのではと思います。

さて、無事マーライオンを見るという目的を達成したので、この後どうするかという話になったのですが、この先にヘンダーソン・ウェーブという有名な橋があるので、そこまで行ってみようということになりました。

2008年にできた全長274メートルの橋で、シンガポールで一番高い場所にある歩道橋だそうです。そのウェーブという名前のごとく、波のようにうねったユニークなデザインの橋で、隣のテロック・ブランガ・ヒル公園につながっています。観光スポットの一つのためか、ネット上で写真を見る機会が多く、以前から面白そうだなと思っていました。

マウントフェーバー公園側からの入り口はこちら。橋の始まりからして曲線を意識したデザインになっており、お洒落な雰囲気が漂っています。

ヘンダーソン・ウェーブ
ヘンダーソン・ウェーブ

そして意気揚々と歩き始めたのですが……すぐに引き返しました……。この橋、眺めがよすぎます。少し歩いて左右の眺望が開けた途端、全身の血の気が引き、高所恐怖症の私は前に進めなくなったのです。リサに「私は行けないから、行って引き返してきて」と言ったら、そんなんなら自分も行かない、と行って私たちの散策はここで終了となりました。

引き返して、公園の下の大通りに出る道を見けて下りて行ったのですが、下から見上げるヘンダーソン・ウェーブはこんな感じでして……。

ヘンダーソン・ウェーブを下から撮った写真
ヘンダーソン・ウェーブを下から撮った写真

やっぱり渡るのは無理だったと思いました。橋のヘリから顔を出してる人なんかもいたのが私には信じられません。。なお、この先には床が透けてる橋なんかもあるらしく、この国はつくづく高いところを楽しむのが好きなんだなぁと思います。

そんなこんなのマウントフェーバー公園散策でした。橋は怖くて渡れませんでしたが、公園の頂上から見る眺望はなかなか他では楽しめないものだったのではと思います。マーライオンも見られたし、来てよかったと思います!

(ちなみに、橋を渡るちょっと前にリサが街路灯にぶつかって額を強打しました。よそ見して歩いてぶつかったので、誰かとか何かのせいではありません。傍から見るとドリフか新喜劇かのようなぶつかり方で、痛みがなく済んだなら笑えたのですが、相当痛かったらしく、そのあと無茶苦茶不機嫌になって私は困惑したのでした。)

手作りのスノースキン月餅を食べました

手作りのスノースキン月餅を食べました

思いがけず半月もブログを放置してしまいました。この頃、夫リサが毎週末遊びに連れて行ってくれて、シンガポール田舎暮らしもちょっと潤っています。子どもみたいなことを言って恥ずかしいですが、ずっと地元に引きこもっていると視野も狭くなる、なんて気づきがありました。

さて、今週水曜日はいよいよ中秋節です。それに合わせてここ2週間ほど、シンガポールでは月餅交換が激しかったようです。リサが会社で食べた月餅の写真を送ってきたりしてました。

前々回に下記の記事で書いたように、シンガポールの月餅は伝統的な焼いたタイプの月餅と、ここ数年はやり始めたスノースキンタイプの2種類がメジャーです。
プチサイズ月餅! 私にはポークジャーキーの美珍香(BEE CHENG HIANG)の月餅がベスト

私はこのローカルな月餅交換の習慣には縁がないので、「もし有名ホテルのスノースキンもらったら食べたい!」とリサにお願いしてました。ですが、スノースキンは要冷蔵のため、基本的に会社の手土産にはしないらしく、結局焼きタイプを会社でみんなで分けて食べたそうです。

有名どころだとフラトン・ホテルの月餅をもらったそうです。「f」のマークがフェイスブックみたい、と写真を送ってきました。本当だ……。

フラトンホテルの月餅
フラトンホテルの月餅

で、私がスノースキンにご執心と思ったリサが、なんとスノースキン月餅を買ってきました。どこのスノースキンを買ってきたと思ったらなんと……

会社の人が自分が作ったものを売っているとことでした。

社内で手作りお菓子を売る人がいるなんて衝撃的でした。個人的に突っ込みたい点が2点ほどありますが、ここでは書きません(笑)。しかも、作ったのはお局様で、その子分が社内で売り歩いているそうです。そのエピソードだけでお腹いっぱいになりそうな月餅です。

お値段なんですが、9個で15ドルでした。高くも安くもない値段設定です。同僚と3人で一緒に買ったそうなので、3つ5ドルで済みました。

見た目は本格的。それっぽい型でかっこよく成形されています。

手作りスノースキン月餅
手作りスノースキン月餅

中には餡とナッツが入っていました。

緑はお茶味でした
緑はお茶味でした

味は、結構おいしかったです。シンガポールの方が作ったものとしてはだいぶ甘さ控えめでした。ナッツもいいアクセントになっていて、餡をしつこく感じることなく食べきることができます。

ただ、外の皮は少し苦手でした。和菓子の材料に疎いので何なのか分からないのですが、求肥のようなもちもちしたものではなく、ちょっと粉っぽくて匂いがあるものでした。スノースキンの皮は求肥に限らないのかもしれません。

また買うかと言えば遠慮したいですが……ネタとしては面白い経験でした。そして、こんな私も人気のラッフルズホテルのスノースキン月餅とか、本当は一度食べてみたいと思っています。しかし値段がほんと、、です。