シンガポール在住の南米出身夫妻と再会

   

ブログをご無沙汰しました。旅行に行ったりもしてましたが、この頃、どうも文章を書く気力がわかなかったというのが大きな理由です。しかし自分のペースで更新しているからこそブログは長く続けてられてるので、これからも気負わない程度に更新続けたいと思います。

さて、先日、シンガポールで知り合った南米出身のF夫妻と一年ぶりに再会しました。この一年、SNSでお互いの近況はなんとなくわかっていたし、会おうと思えばいつでも会えるという甘えもあったので、実際に顔を合わせるに至りませんでした。

しかし、私は今年本帰国する可能性があるので、F夫妻にはこのまま会わずにいたら疎遠になってしまう気がしていました。また、最後に会ったときに食事をご馳走になっており、そのお礼としてささやかなお土産を4月に日本から買ってきていたので、それをぜひ渡したいと思っていたのです。

私自身がこの頃、自分の気力と体力をうまく調整できずに人に会うのが億劫になっていたのですが、F夫妻に会うことは優先順位の高い事項であり、先日ようやく再会を果たしました。

F夫妻について

昨年の4月ごろ、英語を勉強していた場で知り合いました。スペイン語をかじったことがあり、しかも一時期南米びいきだった私は、すぐに親しくなりました。彼らは初めて会ったときから直感的に仲良くなれる気がしたし、その直感はあたっていました。

英語の会は終わってしまってその後会うことはなかったのですが、SNSでつながり、お互いの近況はSNSで知りながらも、時々Whats Appやメッセンジャーでとりとめのない会話を楽しむ関係が続きました。

シンガポールで南米出身の方はあまり見かけません。ブラジルやメキシコの方はそこそこいるらしいのですが、F夫妻の出身国の方は非常に少ないと思われます。F夫妻自身も、同郷の人は8人くらいしか知らないとのことでした。日本人も一応外国人としてシンガポールではマイノリティですが、3万人いる日本人と、3桁はいないと思われる彼らとでは、だいぶシンガポールで見える世界が違うだろうと思います。

F夫妻が思うシンガポールの良いところ

久しぶりの再会を喜んだあと、ランチをいただきながらお互いの近況などをとりとめもなく話しました。

F夫妻は駐在でシンガポールに来ているのですが、任期は大体3年くらいとのこと。しかし、シンガポールでの生活を大変気に入っていて、駐在が終わったら現地採用(local contract)に切り替えても住み続けたいという発言に私は大変驚きました。

駐在から現地採用に切り替えたら待遇が悪くなるのは当然理解していて、それを押してでもシンガポールに住みたいとのことです。そしていずれPR(永住権)を取りたいとのことでした。

日本に帰りたがっている私からすると、シンガポール生活の何がそんなに魅力的なのか非常に気になります。当然口に出てきたのは「なぜ?」という質問でした。そしてその回答にさらに驚きました。

シンガポールは治安が良くて、静かだから。

とのこと。
「治安の良さ」については全く異論はありません。私はシンガポールは東京より治安がいいと思っているくらいなので、南米の某国に比べたら相当な治安の良さだろうと思います。

が、「静か」って本当ですか??

ここでシンガポールの愚痴を書きたいわけではないのですが、私はシンガポールが静かな国だと思ったことは一度もありません。初めて下見で来たとき、街もカフェも電車もどこに行っても騒々しいのが非常に辛かった思い出があり、そしてその思いは今も変わりません。(唯一、図書館は静かだと発見しましたが。)シンガポールの苦手なところを5つ挙げるとしたら、その一つが「騒々しい」と言いたいくらいです。

それが、F夫妻にとってこの国は「静か」らしいのです。

あまりにびっくりして「えー!」と反論するかのような声を上げてしまったところ、「知ってる、知ってる。日本はすごく静かなんだよね」と言われました。

恐らく、日本はシンガポールよりは静かな国だと思います。しかし、そのシンガポールよりうるさい彼らの国の騒々しさというのが想像つきません。聞いたところでは、道端での人の話し声、大音量の音楽、道路でいたずらに鳴らされるクラクションなど、どこに行っても「うるさい」とのこと。それらの騒々しさは生活しているときは気づかなかったものの、年末に一時帰国したら、もう、耐えられないくらいうるさいと感じたそうです。

二人はとても穏やかな人柄なので、今までの生活よりは静かな場に身を置いた時、それがとても心地よかったんだろうなと思いました。それにしても「シンガポールは静かだから好き」という発言には本当にカルチャーショックを受けました……。

遠く離れた故郷、南米

どのような話の流れだったか、シンガポールから日本へのフライトの時間と値段はどれくらい? という質問を受けました。回答はフライト時間が6-7時間、値段は600ドルくらい。さらに時差も1時間だけ。

同じアジアなので、すごく遠いわけでもないし、とんでもなく高いわけでもありません。当然南米の方がずっと遠いし、値段も高いだろうと思ったわけですが、実際にその時間と値段を耳にしてたまげました。

所要時間は往復4日間。そして値段は4,000ドル(約32万円)くらい。

私も日本から二度南米に旅行しているので、往復4日は経験済みですが、ね、値段が……。5年前にブエノスアイレスに行ったとき、日本からのフライトは往復20万円でした。さらに昔、コロンビアに行ったときは10万円台だったと記憶しています。シンガポールの方が遠いし、運賃も変動しているとは言え、32万円という値段には衝撃を受けました。

恐らく駐在なので、年一回の帰省費用は会社から出るのではと思いますが、それにしても頻繁に帰国するのは難しい手間とコストです。幸いF夫妻はシンガポール生活を気に入っているので、それほど帰国したい気持ちもないかもしれませんが、日本人にとってのシンガポールと比べると、物理的にも心理的にも遠い国なんだと思いました。

また逢う日まで

まるで高校生のおしゃべりのように、とりとめもなく4時間近くも話し込んでしまいました。なんとなくお互い話疲れたところでランチ兼お茶のお店を後にしました。ここの支払い、またもやご馳走になってしまいました……。払わせてくれなきゃ帰さないわよ! と言われ、あまり好意を押し返すのも失礼だったので、ありがたくご馳走になりました。ささやかなお土産は渡せたものの、次回こそは私が支払うとのことで……!

その後、私は夕食の買い物と支度があったので、解散となりました。ご夫妻は犬を飼っており、旅行にはなかなか行けないらしく、シンガポール島内をもっとあちこち散策したいとのことでした。なので、今度はぜひどこかに一緒に遊びに行こうという約束をしました。食事のお礼もしたいし、また再会のための企画を考えたいと思っています。

ところで、過去にダラダラと勉強していたスペイン語、まさに活用の場でした。しかし、シンガポールに来てからまったく勉強していなかったら、ほとんど忘れていました。一言、二言、単語しか出てこないという情けない状況。それでも時々言葉を発すると、「日本語訛りのスペイン語がすごくカワイイ!」と何度も言われました。

日本語とスペイン語は発音が非常に似ていて、私は訛ってるつもりがなかったのですが(笑)やっぱり日本語訛りがあるようです。でもからかったり茶化している感じではなく、「本当にカワイイ!」と萌えている感じだったので、なんだか気恥ずかしく、そして嬉しくはありました。

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