シンガポールのバス、避けがたい割り込みと騒音(そして騒音を我慢してる今)

   

シンガポールの割り込み問題、1年超の生活で、今まで何度ブログに書いたことか……。たぶん、これには帰国するまで慣れない気がします。イライラしていない人たちが気持ちにどう折り合いをつけているのか教えて欲しいです……。

私が見るシンガポールのバスでの割り込み

いつ割り込みにあうのかについてですが、インターチェンジでバスに乗る際、9割くらい割り込みに遭遇します。

私は郊外暮らしなので、バスのインターチェンジ(発着所)をよく利用します。普通のバス停であれば、余ほど人が待っていない限り列も何もないと思うのですが、インターチェンジは常に乗客が多いため、整列乗車のための柵が設けられており、乗客はその柵に沿って列を作って順番に乗車します。

割り込みは、その柵の外からの侵入乗車です。バスの到着時、柵の先頭とバスの乗車口にはスペースが空くのですが、その隙間を狙って横から入って来る人たちがいるのです。以前、混雑時は職員がその人たちを制止しているのを見たのですが、最近は(体制が変わったのか)見かけません。

割り込みする人は老若男女・民族を問いません。実感としてはおじさん・おばさん、子どもが多い気がします。

おじさん・おばさんは、とにかく座りたいんだろうというのがわかります。横からぐいぐい入ってきて、車内に入ったらすぐに好きな席に座って安心した顔をしています。

子どもも同じです。以前、前のバスを逃して列の先頭にいたのですが、小さな子どもが私の前にやって来て、柵で遊び始めました。最初は柵で遊んでいるだけだと思ったのですが、バスが来た途端真っ先にバスに飛び乗って座席を確保していました。確信犯なのか天然なのか、まぁ、唖然としました。

年寄りと子どもは、そんな割り込みしなくなってシンガポールでは席を譲ってくれる人がいます。私だって譲ります(本当ですよ!)。なのに黙って待ってる人たちをしり目に割り込みする態度はどうも受け入れがたいです。ここが日本ではない、ということを理解しいても、です。

通勤時に出会う割り込みする人たち

そんな割り込みですが、朝の通勤時に割り込みの常習犯がいます。朝の通勤って(私もそうですが)乗車時間を決めてる人が多いので、バスに乗るとだいたい同じ顔ぶれになります。

最初に出会った割り込みおばさんは、近所に住むおばさんでした。最寄りのバス停で一緒になるのですが、いつも一番最初に乗車し、降りる時も一番でないと気がすまないおばさんでした。

このバス停は普通のバス停なので、乗車時の列はあるようなないような感じです。それでもなんとなくみんなが並んでいると、先頭の人とバスの狭い隙間に横から入ってきて、必ず一番に乗車します。見ていて気分がいいものではありません。

また、降車時も、必ず一番に降りたい。いつも一番に降りていたのですが、一度降車時に、私が立っていた位置の都合でおばさんと出口の間に立っていたところ、すぐ背後でものすごい音の舌打ちをずーっと耳元でされました。おばさんを先に降ろしたところで私には何の不利益もないのですが、頭に来てそのままおばさんを後ろから抜かせないように立って私は先に降りました。

本当につまらないことに心がささくれたので、私はバスを1本早くして、そのおばさんに会わないようにしました。

1本早いバスに乗ることで、一番おばさんには出会わなくなったものの、今度は乗り継ぎのインターチェンジで割り込み常習犯に出会うことになりました。

今度は二人です。二倍になってしまった(笑)。

一人はおばさんで、もう一人は小学生です。おばさんは、わざと人がいない隣の柵の一番前に並び、バスが来た途端横から出てきて割り込み乗車をします。もう一人の小学生は、いっつもバスが到着すると遠くから弾丸のごとく走ってきて、列を無視して入口に飛び込み、乗車します。

どっちも非常にムカつく(笑)。

おばさんには一度、乗車時に体で阻止して前に行かせないようにしたところ、中国語でなんだか言い訳していたので、「ああん!?」って思わずすごんでしまいました。そしたらひるんで後ろに下がったので、割り込みしちゃ悪いという自覚はあったのでしょう。でも、その後も会うたびに割り込まれて、変わることはありませんでした。

弾丸小学生はいつも走り込んでくるので、阻止のしようがありませんでした。インター校の制服着てるので外国人かもしれませんが、割り込みに国籍は関係ありません。

私はこの1本早いバスにも、心をすりきらせてしまいました。

そして今は騒音おばさんに我慢する

わたくし、この二人にも我慢ならず、またさらにバスを1本早くしました。これ以上早くするのは無理な時間なので、これでだめなら通勤ルートを変えるしかありません。

結果、割り込みには会わないようになりました。正確に言えば、乗り換えがギリギリになったので、インターチェンジで並ぶことがなくなり、自分が並んでいるのに割り込まれるというシチュエーションがなくなったのです。

しかし、今度は騒音おばさんがいました(笑)。

いやー、これもシンガポール名物なんですが、電車やバスの車内で音楽を流す人種がいるんですよ。このバスにも毎度ラジオか録音したものだかの音楽を延々と車内で流し続けるおばさんがいまして、正直うるさいです。しかもこのおばさん、音楽を流しながらバスの運転手や車内の乗客と大声で話し続けるので、ずっと、とにかく、うるさい。

いかがなもんかと思っていますが、騒音はノイズキャンセルイヤホンでも使えば防げるものですし、私にとっては割り込みの方が精神的ダメージが大きいようなので、通勤時は我慢してこのバスに乗ることにしました。

最後に

この記事を書きあげた後、パン屋でおじさんに割り込みされました。パン屋のレジでの割り込みは初体験。もうどこに行っても油断できません。

検索をすれば、世界にはシンガポールをはるかに上回る割り込み・横入りワールドがあることは理解しています。そして、周囲から割り込みについてのイライラをあまり聞くことがありません。なので、私が必要以上にイライラしている、この土地に馴染めないのか、と悩むこともありました。

シンガポールが変わるかと言えば、そもそも移民国家であり、多様な文化を受け入れていく国である以上、変わらないと思います。それはネガティブな意味ではなくて、そういう社会なのだと思うし、そこで外国人として暮らす以上は私自身も受け入れないといけない点なんだろうと思います。たとえば、日常的な割り込みに無駄にイライラしないということです。

ごみを道に捨てるなとか、電車やバスで飲食するなとか、ルールを決めることはできるでしょうが、パン屋の割り込みまでは取り締まれないでしょうし、そこから先は暗黙の了解であり、一定の人たちの間のマナーなんだろうと思います。

東京で家事手伝い外国人の受け入れが始まり、日本も移民問題に対する議論が活発になってきていますが、労働力を得るだけでなく、そういうルール外の考え方の違い・生活習慣の違いというのも受け入れていくことになるのだと思います。正直、日本に帰るつもりの今の私にはそれがちょっと辛くて、日本の将来について憂いています。

以上、最近、加齢のためか考え方がどんどんコンサバティブになってきているので、「おばさん、頭硬いよ」という内容でしたらごめんなさい。こういう話は一人でもんもんと書き連ねるのではなく、人と話した方がいいんでしょうね。

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