改装前に…… ラッフルズホテルのTiffin Room(ティフィンルーム)でアフタヌーンティー

   

19世紀に開業したラッフルズホテル

19世紀に開業したラッフルズホテル

昨年10月に少し話題になったのですが、シンガポールの観光スポットの一つ、ラッフルズホテルが今年改装工事に入ります。工事は3段階で行われ、完全休業は今年の終わりから来年にかけてとのことです。

Overview - Raffles Singapore
http://www.raffles.com/singapore/about-hotel/

From 2017, Raffles Hotel Singapore will embark on a careful and sensitive restoration programme which will be carried out in three phases.

去年、このニュースが流れた後にパイナップルケーキを買いにラッフルズホテルのSunny Hillsを訪れたのですが、旧正月くらいに店舗をたたむので、メアドを教えてくれたら移転先連絡しますと言われました。これで私はすっかり旧正月でラッフルズホテルが完全休業に入ると勘違いしていました……。

ラッフルズホテルにはパイナップルケーキを買いに来る以外に用事はないのですが、休業となると急にミーハー魂を刺激されます。一回くらい食事をしたいと思うようになりました。

11月と12月に記念日があったので、ホテル内のレストランを調べ、夫リサに訴えたものの、高いと言われてあえなく却下。まぁ、私も値段を調べてヒヨったというか、その金額の価値があるか確信がもてなかったので折れました。

その後12月末にダナン旅行を満喫したので一度気持ちは収まったのですが、年明け、また気持ちが再燃。相変わらず1月末に閉鎖されてしまう……! と勘違いしていたからです。

食事がダメならアフタヌーンティーだ! と思い、今度は日本人観光客にも人気ののTiffin Room(ティフィンルーム)でのアフタヌーンティーを訴えてみました。周囲の評価があまり芳しくなかったラッフルズホテルのアフタヌーンティーですが、目的はホテル内で食事してみることだったので、他のホテルのアフタヌーンティーとの比較は問題ではありません。

相変わらず値段と、そして「ラッフルズホテル」という「ザ・日本人が好きな定番ブランド」が恥ずかしいと拒否していたリサですが、私があまりにもしつこいのと、別の条件とバーターで行けることになりました。イェイ!

ティフィンルーム
http://www.raffles.jp/singapore/dining/tiffin-room/

予約はネットから。日時を指定すると空き枠の有無が出て、空いていればすぐに予約が確定するので楽ちん。

簡単なドレスコードがありますが、露出が多い物やラフな服装がダメと言う程度で、小ぎれいな格好であれば大丈夫と思います。逆に気張った服の人は目立ってました(日本人……。)

一番早い15時を予約したところ、お店のドアの前にはすでに開店を待つ人たちの行列ができていました。噂には聞いていましたが、客層は本当に欧米系と日本人ばかり。私の感覚では欧米系6割、日本人4割でしょうか。見た目と耳に入った言葉からの判断ですが、日本人以外のアジア人は皆無だったように思います。

開店を待つ行列

開店を待つ行列

普段、ド・ローカルな田舎で、中華・マレー・インド系に囲まれ、ピュアなシンガポールな生活をしている私には、この欧米系+日本人の風景がとても新鮮で、ちょっとした旅行気分になりました。(にしても日本人が多いですが。)思わず背筋が伸びます。

店内はL字型になっていて、入ってすぐの場所、日が差し込む明るい廊下に面したエリア、ホテルのロビーに面したエリアの3つに大体分かれていました。席は案内されるので、選べませんでした。

店内入ってすぐの風景

店内入ってすぐの風景

私たちはロビーに面した薄暗い端の席に案内され、ちょっとがっくり。日の当たるエリアは明るいし、ハープの生演奏もあり、ブッフェエリアも近くて雰囲気がよさそうだったからです。ただ、しばらく様子を見ていると、日の当たるエリアは音の反響が大きくて、人のざわつきが結構うるさいです。ブッフェエリアが近いので人の往来も激しいし。好みもありますが、薄暗くても静かな席が私たちには合ってました。

座席からロビーを臨む

座席からロビーを臨む

席に着いて待っていると、スタッフが軽やかに説明に現れます。飲み物は紅茶かコーヒー。紅茶に種類はなさそうでした。別料金でお酒や他の飲み物の追加注文も可能。食事は定番の3段トレーがサーブされ、そのほか軽食がブッフェコーナーにあるので自由に取りに行けます。

ちなみに、スタッフが説明をする際、ブッフェのことを「バイキング」と言っていたのをリサが聞き逃しませんでした。でもって隣の欧米系客のテーブルでは「バッフェ」と説明。なんと、ラッフルズ、日本人向けにわざわざ「ブッフェ」を「バイキング(和製英語)」と言い換えているようです。どんだけ日本人来てるの、、というエピソードです。

さて、二人とも紅茶をお願いして、ポットでいただいたあと、ほどなくして3段トレーが現れました。こちらがラッフルズの3段トレーです。

ティフィンルームの3段トレー

ティフィンルームの3段トレー

1・2段目のケーキは恐らく定期的に変わると思われますが、3段目のサンドイッチはサーモン、たまご、きゅうり、ツナ、チキンペースト?と定番っぽい組み合わせだったので、変わらないのではと思います。スコーンはブッフェコーナーにあります。ジャムとクロテッドクリームはテーブルにセットされていました。

個性も特別な華やかさもありませんが、ホテルやお店の雰囲気とマッチしているシンプルさが私は好感がもてました。

リサも私もお昼を食べなかったので、すぐにサンドイッチに手が伸びました。これが、どれも素朴ながら上品で美味しかったです。サンドイッチのお皿だけあっという間に空になりました。

ケーキのお皿に手を出す前に、ブッフェコーナーへ。ハイティーではなくアフタヌーンティーと銘打っているせいか、それほど品数はありません。スコーンやカレーパフなどのベーカリー、点心や肉まん、フルーツ、この3種類くらいです。

アイスティーもありました。フレーバーティーが美味しくて食事中はアイスティー中心でいただきました。

アイスティー

アイスティー

もっと何かいろいろあるのではと淡い期待がありましたが、あっても食べきれなかったのでちょうどいい量かと思います。

お腹が空いていたので、点心や小さな肉まんをいただきました。

中華皿になってしまった

中華皿になってしまった

席に戻って驚いたのが、サンドイッチのお皿が入れ替わっていたこと。おかわりを持ってきてくれたらしい。しかも3切れずつも入ってました。嬉しいけれど食べきれるのか……。

リサはブッフェコーナーからカレーパフとスコーンを持ってきましたが、どちらもおいしかったそうです。スコーンはプレーンとチーズ、レーズンがあったと記憶してますが、プレーンが一番おいしそう。

サンドイッチと点心でそれなりにお腹が膨れたので、トレーのケーキを一つずつ試していきました。フルーツタルト、チョコのムース、ココナツのケーキ、ブランマンジェ、プチマドレーヌ。

感激しました。
甘くない!!!

過去にも何度か訴えていますが、シンガポールのスイーツは甘すぎて基本的には口に合いません。それがこちらのケーキは、どれもこれも程よい甘さでした。ブランマンジェなんて砂糖入れてないんじゃないかというほどでした。

特に美味しかったのはチョコのムースで、甘さ控えめなだけでなく、かなりビターな味わいが紅茶にぴったりでした。こういう点も観光客向けなのでしょうか。

3段トレー+点心で、すでに満腹です。ベーカリーやフルーツまで手が伸びませんでした。やはりブッフェはあれくらいで十分なんだろうと思いました。

悲しいのはおかわりでやってきたサンドイッチ。とても美味しかったので、食べたい。でも今は無理。そして、聞きたいけれど聞けない、持ち帰りの可否……。

持って帰りたくて仕方なくて、でもそれが常識なのか非常識なのかわからず、本当に30分くらい悩みました……。検索してみたらお店によっては持ち帰りできるようなのですが、ラッフルズに関する情報は見つけられませんでした。

諦めきれず、思い切って聞きました。
回答、テイクアウェイは不可でした。

あー、残念ー。おかわりくれなきゃよかったのに。でもすっきりしました。

私たち夫婦はいつも食べるペースが早いので、どんなお店でも人より一足先に満腹になってしまうのですが、この日はアフタヌーンティー。満腹でも、まったりとお茶をひたすらすすってゆっくりすることができました。

お値段は二人で約145ドル(税・サービス料込)。リサがしばらく奇声を上げ続ける金額でしたが、私は大満足でした。

なお、ティフィンルームの閉鎖は、工事第二期の8月ごろではと思われます(正確な情報はお調べください)。改装後に何がどの程度変わるのかは不明ですが、シンガポール旅行や在住の記念に、行っておいてもいいんじゃないかと思います。

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