シンガポールで英語を学ぶ人

   

シンガポールで英語の学校を探していたころ、この国で英語を学ぶ人が想像できませんでした。シンガポール人は英語ができるし、語学留学先としては人気がないと思っていたからです。今も実際にどんな人がどんな割合でこの国で英語を勉強しているのかは分からないのですが、私自身がコミュニティーセンター(CC)や勉強会で見かけた人たちはこんな人たちでした。

外国人
・中華系マレーシア人
・中国人
・インド人
・台湾人
・日本人
・ベトナム、インドネシア、韓国、南米、ヨーロッパ人(少数)

シンガポール人
・中華系シンガポール人
・インド系シンガポール人


・マレー系(シンガポール人かマレーシア人か不明。少数)

意外だったのは中華系マレーシア人の多さです。シンガポールの隣国マレーシアは、人口の25%くらいが中華系で、多くの若者がシンガポールに働きに来ています。彼らは英語ができるというイメージで、実際話すと日本人よりずっと流暢に話しています。それでも母国語は中国語であり、英語にさらに磨きをかけたいのかなと想像しています。

また、同じようにインド人も英語ができるイメージなので、一定数いることに驚きました。ただ、流暢に話していても文法が苦手そうだったので、一概にできるといっても色んなレベルがあるようです。

シンガポール人はシニア層です。これは歴史的な背景があります。シンガポールはイギリス植民地時代から中国語、マレー語、タミル語、そして英語の学校があり、親は子供をどの学校に入れるか選択できたそうです。以前は中国語の(中国語で教育を行う)学校が人気だったそうですが、だんだんと英語の学校を選択する人たちが増え、1987年にはすべて英語の学校になったそうです。(参考文献:物語 シンガポールの歴史 (中公新書))なので、1987年より前に英語以外の学校に通った人たちで、さらに家庭内でも英語を使わなかった人たちなのではと思います。

人から聞いた話ですが、英語以外の学校を卒業した人たちはその後シンガポールでの仕事でいろいろ不利だったそうです。中華系が人口の7割以上といえど、内需は非常に限られているし、これだけ外資系の企業を誘致してアジアのハブとしてのポジションを確立してるわけですから、英語ができないのは厳しいんでしょうね…。

その他、中国、台湾の人たちが一定数いる印象です。学生もいますし、こちらで仕事や伴侶を得て長く住んでいる人もいます。

なお、私はいわゆる語学学校には通ってないので、そういった学校では内訳が変わってくると思います。中心部なら英語を母国語としない欧米系の人や、駐在の日本人やその家族が多いのかなと想像しています。

最後に余談ですが、先日CCのクラスでインド系シンガポール人のおばあちゃんが欠席をしました。すると途端にクラスが中国語だらけになりました。このクラス、生徒は中国人、台湾人、中華系マレーシア人と、中華系ばかりだったんですね。先生は基本英語なのですが、あまりにもみんなが中国でしゃべり、かつわからなかったりすると、先生も中国で対応するようになります。つまり、中華系以外が私一人になったことで均衡が崩れたようでした。どほほ…。もう一人非中華系のクラスメイトが欲しいです…。

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