本「ラヴレター」

岩井俊二の「ラヴレター」を読みました。映画はだいぶ前、どこか海外に行く飛行機の中で見ました。ストーリーはほとんど頭に残っていないのに、空気感やぼんやりとした温かく甘酸っぱい印象だけが残っている不思議な作品だったと思います。

本はブックオフで何の気なしに手に取って買ったのですが、読みやすくて薄いのであっという間に読んでしまいました。「こんな話だったかも…」と記憶の糸を手繰り寄せながら読んでいるうちに終わった感じです。

ストーリーは、少しでも書いてしまうとネタばれになってしまいそうなので書きませんが、一人の男性のかつての思いが、今に思いがけない形でつながる話でしょうか。(私なりの解釈です。)ストーリー展開自体ユニークですが、それ以上に、彼にまつわる女性のほのかな思いになんとも甘い気持ちにさせられます。深いというより、浅いところで心が小さく揺さぶられる感じがしました。映画見た時もそんな印象だったかも。

しかし、この手の本を読むと共学行きたかったなぁ~って毎度思わされます…。私にとってはそんな本です…。