EU FILM DAYS 2012で映画「アイルランドの事件簿」を見てきました。

アイルランドの田舎のおっちゃん警察官ボイルが主人公のお話。のんびりしたこの村(?)で麻薬の取引が行われるという情報があり、アメリカからFBIがやってきて、にわかにキナ臭くなる。マイペースなボイルは飄々としながらも事件の中心に巻き込まれていく。

…アイルランドの映画は学生時代、アイルランドに旅行する前に何本が見たのですが、アイリッシュの人たちの素朴でどこかユニークな雰囲気が好きでした。この映画も冒頭からそのいい感じの匂いを発しており、わくわくしたものの、中盤まではB級感も拭いきれない展開でした。しかし後半から突如本格的になり、クライマックスは本気の銃撃戦。面喰いました(笑)。

全体的に展開にアンバランスさを感じつつも、愛しきれないけれど憎み切れないおっさんボイルのキャラクターは一貫性があるし、FBIの捜査官のボイルに対するつっこみもナイスでした。脇役の村の少年やカメラ青年もいい味出してるし、IRAメンバーの登場とか、かなりブラックでびびりましたが、それも含めてとても「アイルランド」な空気感が楽しかったです。

これ、映画館でやるのかなぁ。興業的には微妙だけど、どこかクセになる感じはありました。