大学でスペイン語:hasta el proximo clase

   

大学のスペイン語講座に行ってきました。今日はとうとう最後の授業。寂しいなぁ…。それに大学はもう春休みに入ったのか、学内は静かだし、授業のチャイムも鳴りません。

そんな中、授業の前に学食で時間をつぶしていたところ、同じクラスの方に会ったので少しお話しました。一年ちかく同じクラスにいて、なかなか個人的にお話しする機会が無かった方でした。以前クラスで「金婚式」と話してたので一体いくつか気になっていたのですが、思い切ってお年を聞いたところ、なんと80歳だそうで!父親よりずっと年上だけど、ずっとお元気でしっかりされた方です。すごいなぁ。

中南米の政治トピックにもいつも適切な答えを返していたので中南米好きかと思いきや、スペイン派の方で、中南米には行ったことがないそうです。スペインの旅行のお話を聞いて盛り上がりました。あー、もっと早くからお話してみればよかった!

そして15時からクラスが始まりました。冒頭、先週講演したペルーの社会活動家の女性の話から、ペルーの内戦の時代の話になりました。ペルーでは、センデロ・ルミノソというゲリラ活動で本当に多くの方が亡くなった歴史があるのですが、先生自身もその時代を見てきた世代の一人です。学生時代、学食で食事をしていたら、ゲリラのメンバーが入ってきて、演説をしていったそうです。試験の時は教室の入口に兵士が銃を構えて立っていたとか…。先生自身、その主張の内容には同意するところもあったものの、その暴力的な手段がよくなかったとのことでした。



今、そのグループのリーダーも逮捕されて裁判にかけられているものの、若者たちはその残酷な時代を知らず、そのグループに賛同する人たちが再び出てきていることを先生は懸念されていました。

そんなお話を興味深く聞きつつ、授業は最後のプリントの続きをやりました。中南米の意識調査で、対象(人、政府、教会、メディアなど)に対する信用度のサーベイです。細かく見ていくといろいろ興味深く感じました。たとえば、中南米全体で教会への信頼度は高いものの、チリだけ低い。これはチリがカトリックよりプロテスタントの方が多いからか?と推測しました。また、政府よりメディアへの信頼が厚く、第四の権力とも呼ばれているそうです。

ただ、中南米の人たちは人や政府への信頼度が低くも、人生への満足度は日本より高いのです。先生曰く、日本は生活水準や学力レベルなど、あらゆるポイントが高いのに、人生の満足度が低く、中南米はその逆であることがとても興味深いとのことでした。また次年度のクラスでそんな話をしましょう、とのことでした。

そんなこんなでクラスはとても面白いところで終了となりました。一部の生徒さんと先生とで集合写真も撮って和やかに今年度を締めました。

この約一年、とても楽しく過ごすことができました。陽気で知性豊かな先生に出会えて本当にラッキーだったと思います。スペイン語だけでなく、中南米の国々への関心が深まりました。次年度はこのラテンアメリカのクラスか、純粋なスペイン語のクラスを取るかはまだ決めてませんが、同じ先生にぜひお世話になりたいと思っています。

ムチャスグラシアス、マリオ先生!

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