映画「蝶の舌」

   

DVDで「蝶の舌」を見ました。2001年に日本で公開されたこの映画は劇場で見てるので、10年ぶりの再会です。スペイン内戦のことを少し調べてて、そういえばこの映画もスペイン内戦を扱った作品だったなぁと思い出して借りてきました。

喘息でひっこみ思案だった少年モンチョが、グレゴリオ先生に出会うことで活発な少年に成長していくと同時に、先生との交流を深めていきます。しかし、皮肉な時代の変化が二人の間を残酷に引き裂くというお話です。

スペイン内戦のことはネットで改めて概要を読んでもよく理解できないのですが、それでも映画自体は二回目とあって、劇場で見た当時より雰囲気がつかめました。

前半のモンチョと先生の交流には、なんともいえない幸せな気分に浸れます。モンチョ自身が素直でまっすぐでとてもかわいい。モンチョのお兄さんのエピソードも、全体に関係ないように見えてなにか心に残るものがあります。いわゆるミニシアター系の作品ですが、見づらかったり退屈な展開もなく、改めていい映画だなぁと思いました。

それにしてもラストは涙ぼろぼろでした。展開を知っててもつらくて涙がとまりません。涙で画面がぼやけたかと思いましたが、よくみたらぼかしのエフェクトかかってました(笑)。

暴力描写は(それが事実だとしても)苦手なのですが、この映画はそういった描写無しでこの内戦の残酷さを見事に描いていると思います。心がきーってつらくなる。そういう映画が私は好きです。(同じくスペイン内戦を扱ったパンズ・ラビリンスが見たいのですが、残酷なシーンがあるとの評判で見られないでいます…。)

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