本「理系バカと文系バカ」

理系バカと文系バカ」という本を読みました。

理系と文系という区分は、明治時代に旧制高校が作ったものだそうです。お金がかかる学部が理系で、そうじゃない学部が文系という区分けをしていて、お金がかかる学部の生徒を減らすために数を絞ったとか。へええ。。何か、意味がある分け方なのかどうかわからなくなる歴史です。でもこの本は、「理系バカ」と「文系バカ」の人物像を説明していました。

さて、この本が言いたいことは「文理融合が大事」ということだと思います。理系には文系的な視点の広さやコミュニケーション能力の高さ、バランスの良さが必要だし、文系には理系的な物事を追究する姿勢が必要だろうと思います。それは共感できます。バランスが悪い人は苦手ですが、バランスよく物事を深く見られる人はすごいと思っています。

しかし筆者自身が理系のせいか、どことなく理系の立場からの話が多かったように思います。理系の人間が、文系の人間に対して「理系に興味を持て」と言われてるような気がしました。日本の理系人間が育ちにくい土壌の話なんぞ、ひねくれた私は読んでて「文系になってすみません」と思ってしまうのでした。

話が戻りますが、そもそも理系、文系の分け方に意味があるのかということから違和感を感じてしまう本だったように思います。