「若者はかわいそう」論のウソ」を読みました。若者の正社員率が減って非正規雇用が増えたとか、若者が貧困に陥ってるとか、そういうものを風説として反論した本です。

ここ数年、世代間格差や対立みたいなのがあちこちで論じられてますが、私も城さんの本を読んで感化されたクチ。会社で50代の上司にその話をして怒られたりしてました(笑)。ただ、2chでスレが立ったり、漫画が出たりとあまりに世間が騒ぐと、天の邪鬼なのでちょっと逆を考えたくなる。そんなときに目に留まったのがこの本でした。(といっても発売されたばかりの新しい本です。)

私は本を買うとき、かなりのページ立ち読みしてから買います。この本は後ろの方の対談や事例を読んだら面白かったので買いました。そしたらそしたら…この本は副題通り、ほとんどが「データ」分析による反論なんです。データ分析物って…苦手なのに。

あいまいな風説に対しての追及や反論には数字はすごく重要だと思います。数字が持つ説得力は大きいです。しかし、いかんせん、私の脳が理解するのを拒否している(笑)。そんな私の理解では、世間で流布するさまざまな「若者はかわいそう」の根拠になるデータは、そもそも分母がおかしいだろうという指摘が多かった気がします。

構成としては前半はデータによる風説に対する反論、後半は著者が考える実態と対策、インタビューや対談、事例紹介といったところでしょうか。

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