「第13回文化庁メディア芸術祭」に行ってきました

   


毎年恒例の「文化庁メディア芸術祭」に行ってきました。朝一で六本木の国立新美術館へ。開場の10時前に着きましたが、すでに美術館前には人がそれなりに。中高年はルノワールや書道展に流れていき、若者はメディア芸術祭のブースに吸い込まれて行きました。(←自分を若者とくくってみる。)

開場と同時に会場入りしたものの、下調べなしに突入したのでちょっとまごまご。とりあえず先端技術ショーケースで3Dモデリングの技術の話なんぞをうかがいました。しかし私は毎年映像系を延々とチェックするので、あまり展示品を見てる時間はないのです。全体をがーっと回って、そしてなんだか人が並んでた「Nemo Observatorium」を体験。嵐のように巻き上げられた粒子の中を体験することができるインスタレーションなのですが、どうも私にはその伝えんとすることがよくわかりませんでした。

慌ててアニメーション部門短編部門が延々と流れるミニシアターへ。去年のアニメーション部門の大賞はオスカーの「つみきの家」です。オスカー受賞前、このメディア芸術祭で初めて見て、目と鼻から液体をだーだー出しながら何度も見ました。今年も何か出会いがあるかもと期待を胸に鑑賞です。


今年の大賞は「サマーウォーズ」。これは劇場で観ました。なにか、あのサイバーさがメディア芸術祭で受賞と言われるとすごくしっくりくる作品のような気がします。おもしろかったしね。あと、これまたスクリーンで見た「電信柱エレミの恋」が優秀賞を受賞。このごろこの作品名で検索かけてくる人がいた理由はこの受賞かな?

シアターに入ったらちょうど「エレミ」がやってて、このエレミから17作品、3時間近くぶっつづけで短編アニメーションを鑑賞しました。しかし残念ながら今回はこれといって好きな作品はありませんでした。(「FORESTRY」がちょっと好き。)期待してた坂元さんの「川旅行」もちょっと伝わらなかったです。そして本当は全作品見たかったのですが、最後に見た「センコロール」という作品が長いうえに意味がわからなくて、へとへとになってしまったのでした。

アート部門、エンターテインメント部門の映像作品も見たかったのですが、疲労困憊のため断念。残りの時間と体力はほかの作品をざっと見ることに費やすことに。

今年は漫画閲覧コーナーの横にtwitter広場ができてました。ハッシュタグで次々とメディア芸術祭に関するつぶやきが流れてました。今年らしい演出です。

エンターテインメント部門の「LOVE DISTANCE」は、遠距離恋愛のカップルが走ってお互いに会いに行くというストーリー広告。(実際に走ってネット中継したらしい。)そして最後の最後にこれがコンドームの広告、ということが公開されるという演出。CM自体はちょっとしらけてしまったのですが、企画全体のコンセプトというか構成に驚かされました。

アート部門できれいな音を響かせていたのは「ベアリング・グロッケンII」。ベアリングのあの中の鉄の球が無機質に飛び出し、跳ねてグロッケンを鳴らすもの。あの小さな鉄の球の無表情な動きがきれいな音を奏でていく姿がなかなか美しかったです。

そして、エンターテインメント部門の大賞を受賞したのは「日々の音色」。SOURというグループの音楽PVなのですが、webカメラを駆使して世界中とつながりを表現した作品です。まさに今、この時代の作品、という感じで、じーんと感動してしまいました。こういう「新しさ」もメディア芸術祭の受賞作品の特徴なんだろうなぁ。新しさも、突飛な新しさじゃなくて、自然と「今」を取り入れた新しさが心地いいです。ちなみに「日々の音色」はYouTubeにのってるので興味のある方は検索かけてみてください。

そんなわけで、4時間ほどいた国立新美術館を後にしました。毎年のことですが、映像作品を全部見るのはとても無理。でも見たいんだよなぁ…。

元気があれば土曜日も行くかもしれません。

※追記:「日々の音色」に姉の友達が出ているそうです!

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