「ROBOT ANIMATION WORKS」で「つみきのいえ」生加藤監督

   

恵比寿の写真美術館で「ROBOT ANIMATION WORKS」を鑑賞後、「つみきのいえ」でアカデミー賞を受賞した加藤久仁生さん含むスタジオCAGEメンバーのトークショーを聞いてきました。

ROBOTは映画からCM、Webまで手がける映像制作会社なのですが、その中に「アニメーションスタジオCAGE」という4名の作家による社内ユニットがあり、さまざまなアニメーション制作を手がけているそうです。

「ROBOT ANIMATION WORKS」ではそのスタジオCAGEの短い作品の数々を一挙に上映。有名な作品ではフジの「STRAY SHEEP」、NHKのBSキャラ「ななみちゃん」があり、そのほかNHKみんなの歌のアニメ、スキマスイッチのPVなどがありました。学生時好きだった「ジャム ザ ハウス ネイル」も観られました。


上映作品のトリは「つみきのいえ」。すでに何度か見たものの、やはり涙腺の奥を締め付けられるような涙が止まらない素敵な作品でした。(ちなみに絵本が出てますが、個人的に絵本の方はあまり好きではない・・・。)

上映後、舞台にスタジオCAGEの4名の作家さんが登場。私は張り切って最前列に座ってたのですが、おお。2mくらい先に加藤監督がいますよ!近くてうれしい。

トークショーは、12日までスイスのロカルノ映画祭に参加していた加藤監督の話から始まりました。今回はコンペ出品ではなく、気楽だったそうですが、「つみきのいえ」はガンダムの後に上映され、さらに続く上映作品はAKIRAだったそうです。この順番、明らかに変(笑)。

全体的に加藤監督へのフリが多かったです。といのも、このショー自体加藤監督目当てのお客さんが多かったようなのでそれに進行の方が応えたような印象でした。それでも、スタジオCAGEのメンバーが集まるまでの経緯や、その他の作品とそれぞれの作家さんのコメントや制作のエピソードなど、ROBOTのアニメーション作品についてバランスよく話を聞くことができました。

終盤、質疑応答ともまじって、商用の仕事と、オリジナル作品の話になりました。まぁ、どんな分野でもある話ですが、会社は利益を求めて活動する一方、作家はアートとして自分の作品を作る希望もあるわけで、その間のジレンマの話みたいなものでしょうか。特に加藤監督はオリジナルの傾向が強いらしく、(実際「つみきのいえ」以外の作品からもそれは伝わってくるのですが)、今後どのような活動をされていくのか興味深いです。ただ、アカデミー賞受賞後にだいぶ仕事やしやすくなったそうで、作家さんが自分を曲げるのではなく、世の中がオリジナリティが強い作品を受け入れて行く方向に変わるならいいですね。

加藤監督は素朴で面白い人でした。アカデミー受賞のコメントで「Thank you for my pencil…」と言った後、会場がウケなくて自分で「ぶっ」と小さく笑った姿が印象的でしたが、実物もユニークな素敵な方でした。(すごく大人しそうなんだけど、ぼそっと言うことが面白い人って個人的に大好き。。。)

・・・それにしてもCAGEの作家さん4名のうち3名は同世代です。なんだかこの頃、色んな分野で同世代の人の活躍を目にするようになりました。学生時代からこつこつ頑張って、社会人になってからもこつこつ頑張って、そしてそろそろ結果が出てくる世代なんだなぁ。勇気付けられるというか、自分も頑張らなきゃなあと思いました。

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