映画「グラン・トリノ」

   

映画の日だったので、仕事帰りに「グラン・トリノ」を見てきました。監督、プロデューサー、主役、すべてクリント・イーストウッド。wikiによれば、俳優としては最後の出演作と言っているらしいです。

主人公は、頑固で偏見にまみれた朝鮮戦争帰還兵ウォルト(イーストウッド)。かつてフォードで働いたウォルトは、ヴィンテージカーのグラン・トリノを大切にしている。妻に先立たれ、独立した子供たちとも反りがあわず、孤独な一人暮らしを送る。隣に越してきたモン族のタオ一家を毛嫌いするが、チンピラにけしかけられてグラン・トリノを盗みに来たタオと関わるようになる。やがてタオ一家と親しくなり、本当の家族以上に交流を深め、心を開いて行く。

・・・途中まで偏屈じいさんと少数民族の青年の心の交流ストーリーだと思ってたのですが、クライマックスでいきなり骨太な展開になってびっくりしました。ウォルトがいかにタオ一家を守るか、という最後の選択が非常にイカしてます。単なるヒューマンドラマに終わらないので、これは男の人が好きな映画かも。

私としては、全体的にあまりストーリーに新鮮さがなく、感動したけど心に残るという感じではありませんでした。タオの演技がイマイチだったのも残念。ただ、ウォルトが相当かっこいいのであのキャラクターだけでもこの映画は十分魅力的かも。若い神父や、クライマックスのウォルトのセリフも良かったので、脚本もいいです。

ところで、ウォルトとうまくいってない息子の車がトヨタ、タオ一家を煩わすチンピラ共の車がホンダです。そして物語のキー・オブジェクで、最後に静かな感動を生むのは、フォードのグラン・トリノ。米国車対日本車という構造はわかるのですが、そこまで露骨に描かなくてもねぇ。

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