珍しくかなり気になってたヴェネチア国際映画祭の結果。現地時間6日発表と聞いていたので、こんな朝からネットニュースをチェック。残念ながら日本のノミネート作品は3作品とも落選だったそうです。

「アキレスと亀」は公開前なので観ていませんが、「崖の上のポニョ」と「スカイ・クロラ」は観ました。(ポニョにいたっては二度観た。)落選を疑うほど素晴らしかったか、と聞かれれば、そうでもないかもと思います。ポニョに描かれた愛情とか、スカイ・クロラで描かれた美しさ。正面から心を掴まれるというよりちょっと遠回りしているように思えたし。

スカイ・クロラは観た当初、意味がわからず暗くてしんどかったのですが、原作を読んだら映画の素晴らしさがわかりました。しかし映画単体として評価するならそれじゃダメですよね。

ちなみに私が今年見た映画で一番よかったのは「歩いても 歩いても」。あれだけ日本人の感情や生活を静かに生々しく描いたからこそ素晴らしい作品は、海外では評価されないでしょう。(日本人にしかわからんと思う。)

だから海外の映画祭の評価は参考程度ですが、それでもやっぱりなんとなく残念です。この感情はある種ナショナリズムなのでしょうかね。オリンピックでメダルを取れなかったから残念、みたいな。個人で映画を評価するのには必要のない基準だと思いつつ、気になってしまうのでした。