向田 邦子「父の詫び状」

   

先日、ブックオフで本を買った話を書きましたが、ようやく1冊読み終わりました。向田 邦子さんの「父の詫び状」です。脚本家である向田さんのエッセイ本。

何冊か買った本の中でこれを最初に選んだのは気分だったのですが、これが大当たり。すんごい面白かったです!

向田邦子さんといえば「あ・うん」や「阿修羅のごとく」のタイトルは思い浮かぶのですが、それらの番組をきちんと観たことは無いし、名前は知ってても実はよく知らない有名人でした。それが、この本を読んで、「こんな面白い人がいたんだ・・・」と自分としてはすごい発見をした気分です(笑)。←ちょっと恥ずかしい。。

この本にはテーマを持った短いエッセイが24本入っています。表現がわかりやすく、テンポも良いのでするすると読めるきれいな文章です。おまけに、声を出して笑ってしまうくらいおかしなエピソードや、それに対するとてもユニークな向田さんのコメントが満載で、まるでバラエティ番組を見ているかのような気分になります。

また、向田さん自身が自分の子供時代を振り返るシーンが多いのですが、それがその当時の情景を知らない人にもしっかり匂いや光と共に伝えてくれるようなリアリティや優しさをもった文章なのです。その時代の事実が興味深いだけでなく、どこかノスタルジックな気分にも浸れました

大変あつかましいのですが、私がもし彼女と同世代だったら、ぜひぜひお知り合いになりたい方だったと思います。

また彼女のエッセイ本を読みたいです

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